2023年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL01823B07)
募集終了

国名
タイ
職種コード 職種
G157 日本語教育
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2024/2 ・2024/3 ・2025/1
学校の外観 木造の校舎も残っている

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育省

2)配属機関名(日本語)

プラティァブウィッタヤターン中高校

3)任地( サラブリー県ウィハーンデーン郡 ) JICA事務所の所在地( バンコク都 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 2.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は首都から北北東へ約110㎞、日系企業を含む工場が比較的多くある地域の小さな街に位置し、1960年代設立、生徒約1,800人、教師約90人の公立の中高一貫校である。外国語教育では、日本語、英語、中国語があり、日本語教育は2021年に開始され、中学1年生と高校1~3年生を対象に授業を実施している。中学1年生、高校1年生には3か国語を指導し、そのうち日本語の授業は週に2時間、高校2~3年生は日本語を選択した生徒に対し週に6時間授業を実施している。その他、全生徒を対象とした日本語・日本文化のクラブ活動(週1回)、日本語・中国語を学ぶキャンプ(年1回程度)がある。JICA海外協力隊や国際交流基金の日本語パートナーズの派遣実績はない。

【要請概要】

1)要請理由・背景

配属先は、日本語能力や日本文化への理解が生徒の卒業後の就職にとって重要と認識しており、そのための学習環境を整えるべく取り組んでいる。日本語の授業では、ひらがな、挨拶、自己紹介等の易しい会話を主とし、高校2年生からは文法も教えている。カタカナや漢字の指導はしておらず、日本語能力試験(以下JLPT)の受験実績もないが、中にはJLPT受験を希望する生徒もいることから、今後はカタカナや漢字等指導範囲の拡大、内容の充実が必要である。日本語ネイティブとしてきめ細やかな指導により生徒の学習意欲を喚起し、楽しく学べる授業づくりや行事の工夫、チームティーチングを通じた教師の日本語能力および日本語指導力の向上等を通じ、日本語教育の質の向上に貢献することが期待され本要請に至った。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1. チームティーチングなど、タイ人教師と共働して日本語の授業を実施する。(1コマ60分、週16~20コマ程度)
2. クラブ、日本語キャンプ等の学校行事において日本語学習の機会や日本文化紹介を企画、実施する。
3. 日本語コンテストや日本語能力試験等に向けて指導、助言する。
4. 教材作成など日本語教育の充実に向けて、学習環境を整備する。
5. 可能な範囲で他校に派遣されている隊員や日本語教育関係者と緩やかに連携し、情報共有や協力活動の企画・実施等を行う。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

教室、ホワイトボード、TVモニター、PC、Wifi、日本語教材(『あきこと友だち』、『こはるといっしょに』 )

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:
日本語教師2名(女性、経験約2年、日本語能力試験N3・N4、訪日経験なし)
対象者:
必修約220名(中学1年生、高校1年生)
選択約30名(高校2~3年生)

5)活動使用言語

タイ語

6)生活使用言語

タイ語

7)選考指定言語

英語(レベル:D)又はタイ語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(日本語教育に関する資格)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒) 備考:大卒以上の同僚と協働するため

[経験]:(    ) 備考:

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(17~36℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

同僚日本語教師はいずれも日本語が一定程度できるが、現地において英語によるコミュニケーションは難しく活動上も日常生活においてもタイ語の習得は必須。2学期制(5月~9月、11月~3月)。タイの住居は、キッチンや洗濯機がない住居が一般的。配属先のホームページはこちら