要請番号(JL01823B09)
募集終了
・2024/2 ・2024/3 ・2025/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育省
2)配属機関名(日本語)
ベンチャマテープウティット中高校
3)任地( ペッチャブリー県ムアンペッチャブリー郡 ) JICA事務所の所在地( バンコク都 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 2.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先はバンコクから南西へ約130㎞、市街地に位置する公立の中高一貫校である。1917年設立、生徒数約2,900名、教師数約150名、フランス人、フィリピン人などの外国籍の教師も多く在籍する。外国語は日本語、英語、仏語、中国語があり、中学生は選択科目として学習し、高校生からは英語・日本語コース、英語・仏語コース、英語・中国語コース等の言語コースに所属する生徒が外国語を集中的に学習している。日本語教育は2011年に開始、教育省指定の日本語センター校として日本語教育を実施する周辺校を支援し、学校間連携の促進や日本語教育の発展を牽引する役目がある。隊員派遣実績はないが、過去に国際交流基金の日本語パートナーズ(以下、NP)が5代派遣されている。
【要請概要】
1)要請理由・背景
配属先では、中学生は選択科目として日本語を2コマ学習し、高校生は英語・日本語コースの生徒が週6コマ学習している。その他、クラブ活動(週1回)、4か国語エキスポ、キャンプなど、様々な日本語・日本文化に関する活動が行われており、教育省主催の日本語コンテストにも参加している。一方で、日本語能力試験の受験実績はなく、日本語を楽しく学べるアクティブラーニングを取り入れて生徒のモチベーションをアップさせ、日本語能力向上につなげたいとのことから本要請に至った。発音、文法、会話、作文などへの日本語ネイティブとしてきめ細やかな指導も期待されており、タイ人教師との共働を通じてお互いに学び高め合いながら日本語教育の質の向上を目指す。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1. チームティーチングなど、タイ人教師と共働して日本語の授業を実施する。(1コマ50分、週15~18コマ程度)
2. クラブ、キャンプ等の学校行事において日本語学習の機会や日本文化紹介を企画、実施する。
3. 日本語コンテストや日本語能力試験等に向けて指導、助言する。
4. 教材作成など日本語教育の充実に向けて、学習環境を整備する。
5. 可能であれば、他校に派遣されている隊員や日本語教育関係者と緩やかに連携し、情報共有や協力活動を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
日本語学習用の教室、ホワイトボード、プロジェクター、スクリーン、PC、日本語教材(『あきこと友だち』、『こはるといっしょに』 )
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
日本語教師2名(女性/男性、経験約3~5年、日本語能力検定N2/N3、訪日研修2か月/訪日経験なし)
対象者:
選択科目 約120名(中学生)
英語・日本語コース 約130名(高校生)
5)活動使用言語
タイ語
6)生活使用言語
タイ語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)又はタイ語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(日本語教育に関する資格)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:大卒以上の同僚と協働するため
[経験]:( ) 備考:
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(17~38℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
同僚日本語教師はいずれも日本語が一定程度できるが、活動上も日常生活においてもタイ語の習得は必須。2学期制(5月~9月、11月~3月)。タイの住居は、キッチンや洗濯機がない住居が一般的。配属先のホームページはこちら