2023年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL01823B10)
募集終了

国名
タイ
職種コード 職種
G157 日本語教育
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2025/1
学校内の様子 学校内にある外国語学習のビル 教室内の様子

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育省

2)配属機関名(日本語)

ナコーンサワン中高校

3)任地( ナコーンサワン県ムアンナコーンサワン郡 ) JICA事務所の所在地( バンコク都 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 3.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は1890年代設立、市街地に位置する公立の中高一貫校。生徒数約3,100名、教職員数約160名、外国人教師は中国人やニュージーランド人など約8名。理数科教育に力を入れる国内有数の進学校であり、オーストラリアやインドネシア等、海外の学校と短期交換留学やオンライン交流を実施したり、全生徒にiPadを一台ずつ整備したりするなど、学習環境の整備や活動の充実に力を入れている。2020年に教育省よりマルチリンガルプログラム実施校として指定を受け、英語(週約10コマ)、中国語と共に日本語を高校生に教えている。同プログラムは、英語の試験に合格した各学年25名が対象であるが、日本語・日本文化のクラブ活動は一般コースの生徒も対象である。

【要請概要】

1)要請理由・背景

マルチリンガルプログラムの高校生が必修授業として日本語を学ぶが、授業数は各学年週4コマと少なく日本語力を身につける時間は限られている。一方で、生徒の学習意欲が非常に高く、日本語能力試験N3に合格した生徒もいる。大学の日本語学科への進学を希望する生徒もおり、日本人から日本語を学びたいとの声があがっている。生徒の日本語能力向上のためには効果的で効率的な授業の実施が求められ、チームティーチングを通じた教師の日本語能力および日本語指導力の向上が必要であることから本要請に至った。タイ人教師と隊員の共働を通じてお互いに学び高め合いながら、日本語教育の質の向上に貢献することが期待されている。本案件の前任となる想定で短期隊員を募集予定である。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1. チームティーチングなど、タイ人教師と共働して日本語の授業を実施する。(1コマ50分、週12コマ程度)
2. クラブ活動やキャンプ等の行事において、日本語学習の機会や日本文化紹介を企画し、実施する。
3. 日本語コンテストや日本語能力試験等に向けて指導、助言する。
4. 教材作成など日本語教育の充実に向けて、学習環境を整備する。
5. 可能であれば、他校に派遣されている隊員や日本語教育関係者と緩やかに連携し、情報共有や協力活動を行う。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

教室、ホワイトボード、TVモニター、PC、日本語教材(『みんなの日本語Ⅰ』)

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:
日本語教師1名(女性、20代、経験約4年、旧日本語能力試験4級、訪日経験なし)
対象者:
マルチリンガルプログラム専攻生徒 約75名(高校1~3年生)

5)活動使用言語

タイ語

6)生活使用言語

タイ語

7)選考指定言語

英語(レベル:C)

【資格条件等】

[免許]:(日本語教育に関する資格)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒) 備考:大卒以上の同僚と協働するため

[経験]:(実務経験)2年以上 備考:生徒へ指導するため

[参考情報]:

 ・教科問わず教員免許あれば実務経験無し可

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(16~38℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

同僚日本語教師は日本語が一定程度できるが、活動上も日常生活においてもタイ語の習得は必須。2学期制(5月~9月、11月~3月)。タイの住居は、キッチンや洗濯機がない住居が一般的。配属先のホームページはこちら