要請番号(JL01823B13)
募集終了
・2024/2 ・2024/3 ・2025/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育省
2)配属機関名(日本語)
プリンセスチュラポーンサイエンスハイスクール パトゥムターニー校
3)任地( パトゥムター二ー県ラートルムケーオ郡 ) JICA事務所の所在地( バンコク )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス+車 で 約 1.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
プリンセスチュラポーンサイエンスハイスクール(以下PCSHS)は、理科・数学に重点を置いたカリキュラムにより、科学技術系人材の育成を目指す男女共学の全寮制中高一貫校である。 同校はタイ全国に12校設置されており配属先はその1校、1クラスの生徒数、各学年のクラス数、設備や教員の配置等は12校で概ね共通、STEM教育にも取り組んでいる。PCSHS間のコンペティション等を通じた学術交流が盛んであるとともに、各校は日本の高校や高等専門学校との姉妹校協定や連携を通じて、日本との深い関係を有している(提携校:明石高専など)。なお、PCSHSパトゥムターニー校にはコンピュータ技術隊員の派遣実績がある(2名)。配属先Webサイトはこちら
【要請概要】
1)要請理由・背景
同校は理数科に特化した教育を実施しており、一般的に大学で学ぶレベルの内容まで含まれる。学校施設・設備は先進国と同等で、適切な教員数が配置されており教師のレベルも高いため、配属先が協力隊員に高い期待を寄せているのは、高度な知識・技術の移転ではない。現地教師とのチームティーチングによる授業の準備・実施を通じ、日本の経験をタイの教育現場に共有し、新しいアイデアを議論して導入することによる、理科教育のレベル向上を目的として本要請に至った。特に実験がパターン化しているため、日本のアクティブラーニングの方法や新しいアイディアの共有が期待されており、生徒の学術的英語力向上への協力も期待されている。隊員の専門は①化学、②生物、③物理の順で希望しており、中学理科も可能。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1.チームティーチングによる同僚の授業や実験のサポート。(授業はタイ語、担当授業は隊員の専門性に基づき協議・決定。)
2.生徒の課題研究である学生プロジェクトへ助言する。(英語による指導可能)
3.日本との交流促進のための各種行事等の準備・実施に協力する。
4.可能な範囲で他のPCSHS派遣隊員と協力しつつ、全12校を対象とする活動に参加・協力する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
教室、実験室、各種実験設備(化学・物理に関する各種実験器具)、プロジェクター、実物投影機、印刷機、インターネット、3Dプリンター等
4)配属先同僚及び活動対象者
1. 同僚: 理科教員 男女27名
(1) 理科総合:5名 (2) 生物専門:5名
(3) 化学専門:5名 (4) 物理専門:5名
(5) アシスタント:7名
2. 生徒: 中学生 1クラス24名、各学年4クラス
高校生 1クラス24名、各学年6クラス
5)活動使用言語
タイ語
6)生活使用言語
タイ語
7)選考指定言語
英語(レベル:B)
【資格条件等】
[免許]:(中学校又は高等学校教諭(理科))
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒)理工系 備考:同僚が大卒以上のため
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:専門的知識、技術が必要
(指導経験)2年以上 備考:生徒への指導が想定されるため
[汎用経験]:
・理科実験の経験や薬品・器具の知識
[参考情報]:
・化学・生物・物理いずれか教えた経験なるべく
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(15~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
授業や生活面でもタイ語が必要であるが、同僚、学生とは英語でのコミュニケーションが可能であり、英語力が求められる場合も想定される。学校は2学期制(5月~9月、11月~3月)、市街地から車で30分程度の距離に位置する。隊員は原則学校敷地内の教員用住居に住む。学期中は学校敷地内で食事や日常品の入手等に支障はない。