2023年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL01823B18)
募集終了

国名
タイ
職種コード 職種
A101 コミュニティ開発
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2024/2 ・2024/3 ・2025/1
配属先外観 各グループの製品(お米) 各グループの製品(かご)

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

内務省

2)配属機関名(日本語)

ブンブーン郡コミュニティ開発事務所

3)任地( シーサケート県ブンブーン郡 ) JICA事務所の所在地( バンコク都 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+車 で 約 3.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

タイ東北部、カンボジアと国境を接するシーサケート県は、美しいクメール遺跡が多く残る地域として知られているが、大半はのどかな田園風景が広がる静かな農業地域であり、タイの中でも貧しい地域の一つと捉えられている。若者の多くは都市部に移り住み、地域内の老人比率が高くなる等、日本の地方と同様の問題を抱えている。活動地域となるブンブーン郡は人口が7000人、県内で最も小さな郡であり、ブンブーン郡コミュニティ開発事務所では、住民が構成した各種グループ(食品加工、絹製品、マイクロファイナンス、大工など様々)を訪問し、課題や特徴を見つけ、新たな収入源創出のために観光・商品開発、販路開拓に関するコンサルテーションを行っている。

【要請概要】

1)要請理由・背景

現在のコミュニティ開発事務所が目指しているのは、地域の素材を生かした地域おこしである。目立った産業がなく、また若手が不足し農産物の生産量が低いことから、違う分野での持続性のある産業、また若手が地域に残るような産業として、「観光」に焦点があてられた。配属先の職員はJICA技術協力プロジェクト「コミュニティ起業家振興プロジェクト(D-HOPE)」に他県で携わっていた経験があり、隊員にはD-HOPE手法を共に住民に浸透させるパートナーとしての活動が期待されている。D-HOPE手法を通して住民自身が地域の魅力を理解し、地域の素材を利用した新規商品や観光サービスの開発を行い、県外、または外国人旅行者に向け情報発信を行い観光客を呼び込み、地域経済の活性化を目指している。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

以下の活動を配属先職員・地域住民と協力して実施する。
1.D-HOPE手法を通して、住民とともにコミュニティの課題および特徴を捉え、商品・サービス開発を支援する。
2.「田舎文化体験」ができるような観光ツアーの作成を支援する。
3.商品や地域の魅力を広く発信し、タイ内外からの訪問者増加、商品の販売促進を図る。
4.日本の地域おこしや地域特産品紹介等の事例を紹介する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

机、椅子、事務所スペース

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:女性2名
(うち一人はD-HOPE手法の知識有、英語が通じる)

活動対象者:
地域住民(人口7,000人)

5)活動使用言語

タイ語

6)生活使用言語

タイ語

7)選考指定言語

英語(レベル:D)又はタイ語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒) 備考:同僚のレベルに合わせるため

[経験]:(    ) 備考:

[汎用経験]:

 ・営業や販促、商品開発の経験

 ・観光開発・観光マーケティングの知識・経験

[参考情報]:

 ・地域創生経験有尚よし

 ・広報媒体作成の知識・経験有尚よし

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(16~38℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

活動上も生活上もタイ語習得は必須。
コミュニティ起業家振興プロジェクト(D-HOPE)
D-HOPEについては赴任後にも学べるが、事前学習も望ましい。