2023年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL01823B24)
募集終了

国名
タイ
職種コード 職種
G130 柔道
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2024/3 ・2025/1
練習場外観 練習場中の様子 練習場はナショナルスタジアムに隣接 練習場はナショナルスタジアムに隣接 練習場はナショナルスタジアムに隣接

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

観光・スポーツ省

2)配属機関名(日本語)

タイ柔道協会

3)任地( バンコク都バーンカピ区 ) JICA事務所の所在地( バンコク )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

タイ柔道協会は、タイスポーツ庁管轄下の組織として1955年設立、1956年にはアジア柔道連盟に加盟している。協会は、タイの柔道の発展・普及のために、代表選手育成・強化、国際大会への代表選手派遣、国内大会の実施・運営、指導者・審判の育成等を行っており、42団体が協会に登録されている。年間約15回の試合・研修等を実施し、地方のスポーツ庁支所から研修等の依頼を受け出向くこともある。協会事務所、道場、宿泊設備(合宿等に利用)は国立競技場敷地内にあり、予算は年間運営費と世界大会参加費がスポーツ庁から割り当てられるが十分ではない。2024年には「講道館国際柔道セミナー」に参加予定である。タイ柔道協会公式ページはこちら

【要請概要】

1)要請理由・背景

会長は柔道七段、臨時コーチ2名は東南アジア競技大会メダル獲得経験4回など、いずれも実力者であるが、柔道発祥の日本・日本人から技術や精神面を学ぶことを重視するため、隊員の要請に至った。代表選手の強化・育成、国全体の競技レベル向上、柔道の普及が主な目的であり、代表選手の強化は大会前約6か月間に集中的に行う。直近の目標は2024年アジア柔道選手権大会における好成績、2025年東南アジア競技大会でのメダル獲得である。配属先は講道館との繋がりもあり、日本訪問や他国の柔道隊員の活躍に触れた経験等からボランティア精神溢れる隊員を熱望しており、特に最近の柔道の傾向や新しい練習方法の共有を期待している。本案件の前任となる想定で短期隊員を募集している。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

柔道コーチやトレーナー、柔道協会の会長とともに、次の活動を行う
1.代表選手への技術面・精神面の指導
(大会前約6か月間週6回、午前および午後、※2023年現在)
2.練習・トレーニング方法の改善の提案・実施
3.大会・研修等の実施や柔道選手のいる大学等における指導を通じた、全国の柔道競技レベル向上・普及のための活動(大会・研修等年間約15回実施の想定)

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

屋内柔道場2面(畳)、トレーニングルーム、ウェイトトレーニングマシン数台、TVモニター等の試合に使用する機材数台

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:
会長(60代、柔道七段)、臨時コーチ2名(60代、柔道五段、男性/30代、柔道三段、女性)、臨時トレーナー1名、協会職員3名
活動対象者:
代表選手約16名(各階級と形の選手男女1名ずつ)、
柔道に興味のある生徒・学生・選手、コーチ等

5)活動使用言語

タイ語

6)生活使用言語

タイ語

7)選考指定言語

言語問わず(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(柔道三段)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒) 備考:大学の競技経験が活かせるため

[経験]:(競技経験)5年以上 備考:競技者強化指導のため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(22~38℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

活動対象者の英語理解度は限られるが、柔道用語は日本語も多く技術や練習方法等の指導は実演可能であるため、英語による活動も可能。タイ語が理解できると活動上も日常生活においてもコミュニケーションがスムーズになるため、タイ語の習得は必須。週末に活動を実施する可能性もある。タイでは、キッチンや洗濯機等がない住居が一般的。