要請番号(JL01823B55)
募集終了
・2024/2 ・2024/3 ・2025/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
工業省
2)配属機関名(日本語)
第1地域産業振興センター
3)任地( チェンマイ県ムアンチェンマイ郡 ) JICA事務所の所在地( バンコク )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+車 で 約 2.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
第1地域産業振興センター(以下IPC1)は、前身である北部地域産業振興センターを経て、1995年に北部8県(チェンマイ県、ランプーン県、ランパーン県、チェンライ県、パヤオ県、プレー県、ナーン県、メーホンソーン県)を管轄するセンターとして設立された。IPC1では、地場産品(布製品、陶磁器、食料加工品等)の商品開発等の支援を地域の中小企業・生産者グループ・個人事業主等に対して実施している。JICA海外協力隊員の要請を受けた食品加工分野では、商品開発用施設を提供しており、年間約400回利用されている。IPC1へのJICA海外協力隊員の派遣は、過去にデザイン隊員が1名おり、食品加工隊員は今回はじめての要請となる。
【要請概要】
1)要請理由・背景
IPC1の食品加工部門では、地場産品を利用した新商品開発のための施設の提供、技術指導を地域の企業・個人事業主に実施している。食品の乾燥機、粉砕機、加工食品の栄養成分分析を行う設備の他、管轄地域が胡麻、オリーブなどの産地であることから、搾油の設備も有する。JICA海外協力隊員は、より競争力のある食品加工品の開発支援のため、タイ北部の地場産品を利用した新しい食品加工品の提案、商品開発にかかる助言、また可能であればマーケティングに関する助言を、地域の中小企業・生産者グループ・個人事業主等へ行うことを期待される。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1.IPC1施設利用者である中小企業・生産者グループ・個人事業主に対する加工食品開発に関する助言
2.タイ北部の農作物等を利用した加工食品の新製品の提案
3.配属先同僚とともに加工食品開発に関するセミナーの開催(管轄地域へ訪問し開催することもある)
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
食品加工のための設備(乾燥機、粉砕機、搾油機他)、加工食品の成分分析を行う設備、執務ルーム、セミナールーム
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:5名
活動対象者:食品加工施設の利用者(年間平均400社)
5)活動使用言語
タイ語
6)生活使用言語
タイ語
7)選考指定言語
英語(レベル:B)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒)農学系 備考:技術指導に必要なため
[経験]:(実務経験)5年以上 備考:技術指導に必要なため
[参考情報]:
・農産品加工関連分野の学士以上の学歴が必須である
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(15~37℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
配属先同僚とは英語での活動も可能であるが、施設利用者との活動、生活上、タイ語の習得は必須である。タイでは、キッチン無し、洗濯機無しの住居が一般的。