要請番号(JL01823B56)
募集終了
・2024/2 ・2024/3 ・2025/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
観光・スポーツ省
2)配属機関名(日本語)
スパンブリースポーツスクール
3)任地( スパンブリー県ムアンスパンブリー郡 ) JICA事務所の所在地( バンコク )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 2.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
スパンブリースポーツスクールは、1998年に設立された公立の中高一貫校で全寮制のスポーツスクールである。全生徒数は約700人で、生徒は入学試験時に専攻するスポーツを試験により決定する。同校では、主要なスポーツに加え、野球、体操競技、テコンドー、空手、自転車競技など17の多岐にわたる専攻があり、柔道もその1つである。中学1年生から高校3年生まで27名の生徒が柔道を専攻している。なお、タイ国内には、同様のスポーツスクールが同校を含めて4校ある。タイの野球協会が同配属先を活動先として野球隊員の要請をあげている。
【要請概要】
1)要請理由・背景
同校の柔道専攻生徒のほとんどは、入学時は未経験者である。練習は週6日間、1日あたりの練習時間は3~3.5時間である。練習場所は占有できる練習場が2か所、うち1か所は柔道国際ルールに則った柔道場として設計されている。設備、練習時間が十分確保されている一方、指導は20代(二段)の臨時コーチ2名がいるものの、通常は50代(三段)のコーチ1名が担っており、練習はすべての年齢の生徒が合同で同じ内容の練習を行っている。そのため、日本の練習・指導方法を導入し、年齢や技術レベル等に応じた適切な練習、トレーニングにより全体の技術力向上を図り、年齢区分別の国内代表選手への選出を目指すため、本要請に至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
同僚である柔道コーチとともに以下の活動を行う
1. 柔道専攻の生徒に対する技術指導(週6日、1日3~3.5時間)
2. 練習・トレーニング方法の改善の提案・実施
3. 選択科目授業として柔道を専攻している生徒への指導
4. 柔道指導を通した柔道の普及活動
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
柔道場(屋根つき屋外柔道場、国内柔道場各1)、柔道用練習器具、道着
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
配属先職員数 106名
正規コーチ1名(50代、柔道三段、男性)
臨時コーチ2名(20代、柔道二段、男性1、女性1)
活動対象者:
生徒27名(中1~高3まで。男性20名、女性7名)
※柔道専攻の枠は最大30名
5)活動使用言語
タイ語
6)生活使用言語
タイ語
7)選考指定言語
言語問わず(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(柔道三段)
[性別]:(男性) 備考:指導対象の多くが男性のため
[学歴]:(大卒) 備考:同僚の学歴に準ずる。
[経験]:(競技経験)5年以上 備考:競技者強化指導のため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(22~38℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
日常生活や活動上タイ語の習得が必須。同配属先の柔道専攻からオリンピック選手を輩出した実績がある。活動上、集団での活動が多くなる。タイではは、キッチン無し、洗濯機無しの住居が一般的。