要請番号(JL01823B57)
募集終了
2代目
・2024/2 ・2024/3 ・2025/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
観光・スポーツ省
2)配属機関名(日本語)
タイソフトボール協会
3)任地( ラヨーン県ムアンラヨーン郡 ) JICA事務所の所在地( バンコク都 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 2.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は1994年に日本で開催されたアジア競技大会を機に設立された。前身はアマチュアソフトボール協会であったが、2016年1月からタイソフトボール協会となった。同協会の主な活動は、タイ全国でのソフトボールの普及活動、各学校チームへのコーチ派遣による指導、19歳以下のユース大会や大学選手権等の国内大会の開催、ナショナルチームの選手育成、タイ代表チームの国際大会への派遣等である。2018年度2次隊で隊員の派遣実績あり。活動先であるラヨーンウィッタヤーコム中高校は、生徒数3,600名の大規模な中高校であり、高校1年生は体育の授業で全員がソフトボールを学んでいる。また、男女のソフトボール部がある。
【要請概要】
1)要請理由・背景
タイのソフトボールの技術力強化と普及のため、2018年に協力隊員派遣が開始された。当時は、主な活動先をバンコクの中高一貫の公立校「RITTIYAWANNALAI 2 」ソフトボールチームに定め、技術に関する助言、ソフトボールの普及活動を実施し、各大会での入賞など技術力の確実な強化に加え、チームメンバーの倍増等、着実に成果が出た。ソフトボール協会は、女子チームの底上げと普及のため、地方チームの強化を図り、選手の育成に力をいれていきたいと考えている。活動先である学校で、高校1年生のソフトボールの授業をサポートしてソフトボールの普及に努めることと、男女各チームに助言をし強化することが求められている。特に、女子選手については、将来のナショナルチームの選手を育成することが期待され、本要請に至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先、活動先と協議の上、以下のような活動を行う。
1.活動先学校で、高校1年生(14クラス)各クラス週1回行われているソフトボールの授業をサポートする。
(1学期は基礎的なスキルの習得(投げる、捕る、打つ)、2学期は試合形式の授業を実施。)
2.活動先学校の男女ソフトボールチームの練習に参加し、同僚コーチらとともに、生徒たちに対して助言する。
(長期休業中は週4日~5日、1日6時間。学期中は平日4時~6時に活動。)
3. U18の女子チームに対して、技術的な助言を求められる場合に助言する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
野球場、体育館、ソフトボール用具 授業用(グローブ10、ラバーボール30、バット3本、ベース等)
チーム用(グローブ各自、ボール40、バット5本、ベース、プロテクター男女1セットずつ)
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:タイソフトボール協会職員
活動先同僚:体育教師 13名
ソフトボール授業担当 50歳代男性
ソフトボール部 男子担当 30歳代男性
女子担当 40歳代男性
活動対象者: 高校1年生 約600名
男子チーム約15名 女子チーム約15名(13歳から18歳)
5)活動使用言語
タイ語
6)生活使用言語
タイ語
7)選考指定言語
言語問わず(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:(女性) 備考:女子生徒の数が多いため
[学歴]:(大卒) 備考:同僚の学歴に準ずる。
[経験]:(競技経験)5年以上 備考:技術面のアドバイスをするため
[参考情報]:
・投手経験か投手指導経験
・青少年対象のスポーツ指導経験があると良い
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(22~38℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
体育の授業の対象者である高校1年生は、ほとんどがソフトボール未経験者。日常生活や活動上でタイ語の習得は必須。タイでは、キッチン無し、洗濯機無しの住居が一般的。