2024年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL01824A06)
募集終了

国名
タイ
職種コード 職種
G157 日本語教育
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
2代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2024/3 ・2025/1 ・2025/2
学校外観 食堂 日本教室 日本教室 日本教室

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育省

2)配属機関名(日本語)

サグアンイン中高校

3)任地( スパンブリー県ムアンスパンブリー郡 ) JICA事務所の所在地( バンコク都 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 2.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先はバンコクから北北西へ約110㎞、市街地に位置する公立の中高一貫校である。1961年設立、生徒数約2,700名、教師数約200名、20名程の外国籍の教師も在籍する。現在は共学であるが、もともとは女子校であった流れから生徒の約8割は女子であり、女子のみの専攻コースもある。外国語は、英語、日本語、中国語、韓国語がある。日本語専攻コースは高校生向けに2013年開講、授業は週7コマ実施している。専攻コース以外の生徒には、選択科目として日本文化紹介を中心に週2コマ日本語の授業を実施し、七夕祭りなど授業を選択していない生徒に対しても日本文化に触れる機会を提供している。2007年度日本語教育隊員1名、国際交流基金の日本語パートナーズは2022年度までに3名が派遣されている。

【要請概要】

1)要請理由・背景

配属先では、卒業後に日本語学科に進学せずとも日本語や日本文化に理解があることが就職時に有利になることから、日本語の授業は理数科専攻等の生徒を含め全ての生徒にとって重要と認識されている。配属先では、日本文化や日本語を好きになることが学習において重要との考えから、楽しく学べる工夫により生徒のモチベーションをアップを図りたい意向である。また、生徒間の学習理解度、進度の差が指導上の課題と認識し、よりよい指導の工夫を模索する必要性を感じている。隊員との共働を通じてお互いに学び高め合いながら日本語教育の質の向上を目指すことを期待して、本要請に至った。最近の大学日本語学科進学率は日本語専攻生徒の15%程度。隊員は主として日本語専攻の高校生を担当する想定である。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1. チームティーチングなど、タイ人教師と共働して日本語の授業を実施する。(1コマ50分、週21コマ程度)
2. クラブ(週1回)や七夕まつり、キャンプ等の行事において日本語学習の機会や日本文化紹介を企画、実施する。
3. 日本語コンテストや日本語能力試験等に向けた指導、助言を行う。
4. 教材作成など日本語教育の充実に向けて、学習環境を整備する。
5. 可能であれば、他校に派遣されている隊員や日本語教育関係者と緩やかに連携し、情報共有等の協力活動を行う。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

日本語学習用の教室、ホワイトボード、TVモニター、PC、実物投影機、プロジェクター、日本語教材(『あきこと友だち』、『こはるといっしょに』)、Web教材(NHK『やさしいニュース』 )

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:
日本語教師2名(男性1名、女性1名、経験約6~8年、日本語能力試験N3、訪日研修無し~1.5か月)
主な対象者:
日本語専攻生徒(高校1~3年生)約60名
選択科目履修生徒(中学1~3年生、高校1~3年生)約360 名

5)活動使用言語

タイ語

6)生活使用言語

タイ語

7)選考指定言語

英語(レベル:D)又はタイ語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(日本語教育に関する資格)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒) 備考:大卒以上の同僚と協働するため

[経験]:(実務経験)2年以上 備考:日本語指導力向上のため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(サバナ気候) 気温:(17~40℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

同僚日本語教師は日本語が堪能であるが、生徒や他の同僚とのやり取り、生活上ではタイ語の習得は必須。2学期制(5月~9月、11月~3月)。タイの住居は、キッチンや洗濯機がない住居が一般的。配属先のホームページはこちら