要請番号(JL01824A09)
募集終了
・2024/3 ・2025/1 ・2025/2 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育省
2)配属機関名(日本語)
ナムポーンスクサー中高校
3)任地( コーンケーン県ナムポーン郡 ) JICA事務所の所在地( バンコク都 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+車 で 約 3.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先はコーンケーン県の市街地から約40㎞離れた町に位置する。1963年設立、生徒数約2,700名、教師数約160名、中国、イギリス等の外国籍の教師も在籍する公立の中高一貫校である。高校生には、理数、コンピューター、英語、中国語、日本語の5つの専攻コースが設置されている。日本語教育は、2012年より選択科目として日本語の授業を開講し、日本語専攻コースは2016年に開講している。他に、クラブ、キャンプ等様々な日本語・日本文化に関する活動を実施し、教育省主催の日本語コンテストにも参加している。日本語能力試験対策は授業内に実施している。JICA海外協力隊や国際交流基金の日本語パートナーズ(NP)の派遣実績はない。
【要請概要】
1)要請理由・背景
配属先における日本語の授業は、選択科目として中学3年生と高校1年生に週3コマ、日本語専攻の高校生に週5コマ実施しており、近い将来中学2年生にも選択授業を開講する予定である。日本語専攻の生徒は日本や日本語に関わる仕事を希望する生徒が多く、最近の卒業生約5割がコーンケーン大学等の大学の日本語学科へ進学している。一方で、日本語能力試験の生徒のレベルはN5が最高であり、特に会話や発音、漢字の習得が課題となっているため、実践的な授業の工夫や楽しく学べる授業づくりにより生徒の日本語能力を向上させたいとの願いから本要請に至った。また、簡単な日本食作りを取り入れる等、クラブ活動の充実も期待されている。タイ人教師と隊員が共働を通じお互いに学び高め合いながら日本語教育の質の向上を目指す。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1. チームティーチングなど、タイ人教師と共働して日本語の授業を実施する。(1コマ50分、週15コマ程度)
2. クラブや日本語キャンプ、学校行事等において、日本語学習の機会や日本文化紹介を企画、実施する。
3. 日本語コンテストや日本語能力試験等に向けた指導や助言を行う。
4. 教材作成など、日本語教育の充実に向けて学習環境を整備する。
5. 可能であれば、他校に派遣されている隊員や日本語教育関係者と緩やかに連携し、情報共有等の協力活動を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
日本語学習用の教室、ホワイトボード、TVモニター、PC、日本語教材(『みんなの日本語Ⅰ/Ⅱ』『あきこと友だち』 )
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:日本語教師2名(女性、30代、日本語教授歴5年以上、日本語能力試験N3/無し、訪日研修6か月/日本留学1年)
対象者:選択科目受講生徒約320名(中学3年生、高校1年生)/日本語専攻コース約75名(高校1~3年生)/クラブ約60名(中学1年生~高校3年生)
5)活動使用言語
タイ語
6)生活使用言語
タイ語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)又はタイ語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(日本語教育に関する資格)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:大卒以上の同僚と協働するため
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:指導レベルと同僚とのバランス
[参考情報]:
・社会人経験3年以上必須 (同僚とのバランス)
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(13~40℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
同僚日本語教師とは日本語によるやり取りが可能であるが、教育実習生や生徒等とはタイ語が必須。2学期制(5月~9月、11月~3月)。タイの住居は、キッチンや洗濯機がない住居が一般的。 配属先のホームページはこちら