要請番号(JL01824A11)
募集終了



・2024/3 ・2025/1 ・2025/2 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
内務省
2)配属機関名(日本語)
クラビ県コミュニティ開発事務所
3)任地( クラビ県ムアンクラビ郡 ) JICA事務所の所在地( バンコク都 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+バス で 約 3.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
バンコクから南西に約800㎞、サンゴ礁に囲まれたピピ諸島など多数の美しいビーチリゾートで有名なクラビ県は、国際空港があり国内外から多くの観光客が訪れる。配属先は県に設置されるコミュニティ開発局の支局であり、観光開発による地域経済の活性化を目標とする。県内全域の村を対象に、地域の課題を踏まえ特色を活かした観光商品開発、販路開拓の支援を行い住民の収入向上を目指す。通常は職員5名で分担して村を訪問し、調査、相談、フォローアップ等を行う。予算があればワークショップも実施する。過去にJICAの技術協力「コミュニティ起業家振興プロジェクト(D-HOPE)」が実施され、配属先は県内6か所でその取り組みを継続・実施している。
【要請概要】
1)要請理由・背景
対象の村は配属先から1~90㎞程の平地や丘陵地に位置する農村部。村の特徴は様々で、一村一品運動(OTOP)の商品がある村、文化や生活様式の体験活動を商品とする村、D-HOPEの手法を取り入れた手作り体験を提供する村もある。クラビ県には国内外から多数の観光客が訪れるものの、行き先は有名ビーチリゾートに偏りこれらの村々を訪れる観光客は非常に少なく、地元住民の収入創出に繋がらないことが大きな課題である。観光マップやパンフレットを作成し、YouTube等で広報活動に取り組んでいるが、タイ人にもほとんど認知されていないのが現状である。まずはOTOPに取り組む39の村の観光開発を重点的に進めモデルとしたい意向である。そのために、地域おこしや地域産品紹介等の日本の知見を活かし、新たなアイディアでより良い商品開発や効果的な広報に取り組み、観光を盛り上げることが期待されている。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
1.有名ビーチに集中する観光客を各村々へ誘致するため、観光客のニーズや地域の課題等を調査・分析し、結果を地域開発に活用する。
2.より良い観光商品開発、品質向上、販路開拓のための助言を行う。
3.広報活動の企画・運用に関して改善策を提案し、実施する。
4.起業家能力強化のための支援・助言を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
机、椅子、PC、インターネット、事務用機器(プリンター等)
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
職員5名(男女、30~40代)
活動対象者:
クラビ県内の村の住民
5)活動使用言語
タイ語
6)生活使用言語
タイ語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)又はタイ語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:同僚のレベルに合わせるため
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:観光管理・開発実務へ助言が必要
[汎用経験]:
・観光開発・観光マーケティングの知識・経験
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(20~37℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
活動では最長1週間ほどの出張もある。配属先のホームページはこちら クラビ市では、市内の観光開発に取り組むために2022年より草の根技術協力「タイ地域ブランドの創出による産業振興政策支援プロジェクト」が実施されているが、現状、配属先との直接的な関わりはない。タイの住居は、キッチンや洗濯機がない住居が一般的。