要請番号(JL01824A28)
募集終了
・2024/3 ・2025/1 ・2025/2 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
社会開発・人間の安全保障省
2)配属機関名(日本語)
コーンケーン自閉症発達支援センター
3)任地( コーンケーン県ムアンコーンケーン郡 ) JICA事務所の所在地( バンコク都 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+車 で 約 2.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
コーンケーン自閉症発達支援センターはタイ国内にある2つの自閉症に特化した支援センターの1つとして2009年に設立された。センターには自閉症、知的障害及びその他の障害がある主に男性の障害者が通所し、障害の重さにより障害者を3つのグループに分けアクティビティを実施している。日常生活における基本的な動作の指導、集団生活への適応のための訓練(施設での泊まりキャンプも含む)、ストレスの融和につながる美術や音楽クラスの実施、農業体験、近隣の公的施設での馬セラピー体験など、アクティビティは多岐にわたる。コーンケーン大学から理学・作業療法士の訪問が定期的に実施されている。これまでに隊員の派遣実績はない。
【要請概要】
1)要請理由・背景
同センターのスタッフは特別支援教育に関する学歴・資格を有しておらず、障害者への対応について学ぶ機会は自治体や省庁が実施する研修等に限られている。さらに研修の内容は自閉症に特化されたものではなく障害全般の研修となるため、自閉症に対する適切な対応についてはスタッフの知識が十分ではない。センター利用者一人ひとりに適した指導、支援を提供するためにも、自閉症者の対応について知見を共有できる隊員の要請に至った。また隊員には日本での各種障害に適した対応や日本の施設等で行われているアクティビティの紹介も期待されている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1.日本における自閉症、および障害者への対応についての知見を共有し、同僚の障害者対応への理解を促す。
2.同僚たちと意見交換を行い、タイ・日本両方の特別支援教育の在り方を共有し、センターにおけるより良いサービスをともに考える。
3.同僚とともに、センター利用者一人ひとりの実態に応じたカリキュラムを計画し、実施する。
4.日本の文化紹介をセンターでのアクティビティに取り入れる。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
教室、運動器具、農業、美術資材、楽器等
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
センター長(女性)
スタッフ11人
活動対象者:センター通所の障害者(20人/日、25~35歳)
5)活動使用言語
タイ語
6)生活使用言語
タイ語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)又はタイ語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(特別支援学校教諭)
[性別]:(男性) 備考:配属先の希望により
[学歴]:(大卒) 備考:大卒の同僚と協働するため
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:経験に基づく知見が求められるため
[汎用経験]:
・障害者を対象とした活動経験
[参考情報]:
・自閉症の障害者の対応経験
・成人通所施設等での経験があるとよい
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(22~38℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
センターでは音楽療法やアートセラピーの導入も検討しており、その知識があるとなおよい。
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