要請番号(JL01824B02)
募集終了
5代目
・2025/1 ・2025/2 ・2025/3 ・2026/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育省
2)配属機関名(日本語)
プラーンクー中高校
3)任地( シーサケート県プラーンクー郡 ) JICA事務所の所在地( バンコク )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+バス で 約 6.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
同県はタイの東北部に位置しカンボジアと国境を接している。プラーンクー郡は県都から南西に約50㎞、中心部を出るとのどかな田園風景が広がる。配属先は1967年設立、生徒数約1,800人、教師数約150人の公立中高一貫校。日本語教育は2004年から実施。日本語の授業は、中学3年生全員に週1コマずつ、高校生の日本語専攻生徒に週8コマずつ実施。外国語学習に熱心で、県都から離れているにも関わらず2010年に教育省により日本語センター校に指定され、域内のイベントの運営・実施の中心的な役割を担い、日本語教育実施校の連携を促進しながら同県での日本語教育の発展を牽引。日本語分野では過去4名の隊員派遣実績がある。
【要請概要】
1)要請理由・背景
歴代の隊員は、生徒の学習意欲の低さに着目し、学習意欲向上を目指して日々の授業の充実や、楽しく学べる日本語のアイデアを提供・実施してきた。その結果、日本語能力試験の受験者増加、会話力向上などの成果がみられてきている。4代目隊員(2020年3月新型コロナウイルス感染拡大により帰国)は任期途中で帰国となったため、成果が見られ始めていた活動の継続が後任へ期待されている。また、同隊員が支援していた周辺校に導入されている「巡回プログラム」への支援は、協同の形や頻度、巡回先等を相談しつつ、可能な範囲で関与・継続していくことが望まれている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1.配属先の日本語の授業をタイ人教師と協働で行う。(1コマ50分、発音・聴解等を中心に週約15~20コマ、協働の形は現地教師と調整)
2.配属先の日本(語)クラブの企画・実施を支援する。
3.配属先主催の日本語コンテストやキャンプの企画・実施を支援する。
4.巡回指導先の日本語の授業を指導先担当教師と協働で行う。(協働の形や頻度、巡回先等は、担当教師と調整)
5.可能であれば、他の隊員や日本語教育関係者と緩やかに連携し、情報共有や協力活動等を実施する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
日本語授業専用の教室、プロジェクター、PC、Wifi、日本語教材(『あきこと友だち』、『こはるといっしょに』)
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:①30代、N4、教師歴約6年、修士(教育行政)②40代、N3、教師歴約23年、専門は英語、国際交流基金の研修(約50日)を受講後、英語と兼任で日本語も担当。
対象者:配属先中学3年生約300名と高校生約40名、巡回指導の対象は主に高校生
5)活動使用言語
タイ語
6)生活使用言語
タイ語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)又はタイ語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(日本語教育に関する資格)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:同僚が大卒や院卒であるため
[経験]:( ) 備考:
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(14~39℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
カウンターパートは日本語が一定程度できるが活動上もタイ語は必須。2学期制(5月~9月、11月~3月)。タイはキッチンや洗濯機がない住居が一般的。任地の病院は対応可能な治療が首都に比べ限られる。配属先のホームページはこちら