要請番号(JL01824B03)
募集終了
・2025/1 ・2025/2 ・2025/3 ・2026/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育省
2)配属機関名(日本語)
チャロームプラギアットシーナカリン皇太后カンチャナブリ―中高校
3)任地( カンチャナブリー県ムアンカンチャナブリー郡 ) JICA事務所の所在地( バンコク都 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 鉄道+バス で 約 4.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
生徒数約1,300名、教師数約80名、1996年設立の市街中心地から約10㎞に位置する公立の中高一貫校。国境付近出身者を含み周辺5県から比較的学力の高い生徒が通う。寄宿生徒は約25%、通学生徒は約75%である。専攻は理科、数学、コンピューターの他、外国語では英語、中国語、日本後がある。仏語は選択科目のみ。日本語専攻コースは2015年開講、日本語能力試験(JLPT)受験料を支給したり、日本語キャンプを自校開催したりするなど力を入れている。一部の生徒は近隣校にて福井県とドゥアン・プラティープ財団が実施する日本語講座に参加している。国際交流基金の日本語パートナーズ派遣実績4名。
【要請概要】
1)要請理由・背景
日本語の授業は、選択科目として中学1年生~高校3年生に週1~2コマ、会話や日本文化を中心に指導し、日本語専攻の高校生には週5コマ、カタカナや漢字の読み書き、文法、会話等を指導している。特に実践・体験を重視し、クラブや行事等での文化紹介や面接や旅行ガイド等を想定した会話練習等を実施しているが、日本人と接する機会がなくモチベーションの維持が課題である。また、JLPTの受験サポートに力を入れているものの最高レベルはN4である。楽しく学べる工夫を取り入れて生徒のモチベーションをアップさせ、日本語能力向上につなげたいとの思いから本要請に至った。タイ人教師との協働を通じてお互いに学び高め合いながら日本語教育の質の向上を目指す。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1. チームティーチングなど、タイ人教師と協働して日本語の授業を実施する。(1コマ55分、週20コマ程度)
2. クラブ(週1回)や日本語キャンプ、インターナショナルデー等の行事において日本語学習の機会や日本文化紹介を企画、実施する。
3. 日本語コンテストや日本語能力試験等に関して指導、助言する。
4. 教材作成など日本語教育の充実に向けて、学習環境を整備する。
5. 可能であれば、他校に派遣されている隊員や日本語教育関係者と緩やかに連携し、情報共有等の協力活動を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
日本語学習用の教室、ホワイトボード、プロジェクター、日本語教材(『あきこと友だち』、『こはるといっしょに』)、ゆかた、書道用の筆
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
日本語教師2名(女性2名、経験約1~14年、日本語能力試験N4、訪日研修0~5回)
主な対象者:
選択科目履修生徒(中学1~3年生、高校1~3年生)約420名、日本語専攻生徒(高校1~3年生)約40名
5)活動使用言語
タイ語
6)生活使用言語
タイ語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)又はタイ語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(日本語教育に関する資格)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:大卒以上の同僚と協働するため
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:現地教師とのバランス
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(16~40℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
2学期制(5月~9月、11月~3月)。土日や長期休暇中も活動の可能性有。任地の病院は対応可能な治療が首都に比べ限られる。タイの住居はキッチンや洗濯機がない住居が一般的。住居は学内の寮を想定。配属先のホームページはこちら