2024年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL01824B04)
募集終了

国名
タイ
職種コード 職種
G157 日本語教育
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2025/3 ・2026/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育省

2)配属機関名(日本語)

ラッタナラ―トバムルン中高校

3)任地( ラチャブリー県バーンポーン郡 ) JICA事務所の所在地( バンコク都 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 鉄道+バス で 約 3.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は市街地に位置する公立の中高一貫校。1918年設立、生徒数約2,600名、教師数約140名、中国、カナダ、フィリピン等の外国籍教師も在籍する。専攻には理科、スポーツ、外国語等があり、外国語は英語、中国語、日本語がある。日本語教育は2012年に開講、中学1年生~高校2年生へは選択科目、高校1年生からは専攻コースが設置されている。その他、クラブ活動、キャンプ、コンテスト、七夕祭りなど、様々な日本語・日本文化に関する活動を行う。隊員派遣実績なし。国際交流基金の日本語パートナーズ(NP)派遣実績1名。

【要請概要】

1)要請理由・背景

他校では外国語教育で4~5か国語を取り入れる動きもある中で、同配属先では日本語が重視されているが、卒業後に大学の日本語学科に進学する生徒はほとんどいない。要因は様々であるが、生徒は日本語を使う場面がほぼなく、学習意欲が保てないことが一因と考えられる。授業中もタイ語に頼ってしまうため、特に日本語の会話力が伸びないことが大きな課題である。実践的・体験的な活動を取り入れることにより、生徒が日本語を使う喜びを実感し、楽しみながら学び日本語能力を伸ばすことを期待して本要請に至った。隊員との協働を通じてタイ人日本語教師の日本語力も高めつつ、お互いに学び高め合いながら日本語教育の質の向上を目指す。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1. チームティーチングなど、タイ人教師と協働して日本語の授業を実施する。(1コマ50分、週19コマ程度)
2. クラブ、日本語キャンプ等の行事において日本語学習の機会や日本文化紹介を企画、実施する。
3. 日本語コンテストに向けて指導、助言する。
4. 教材作成など日本語教育の充実に向けて、学習環境を整備する。
5. 可能であれば、他校に派遣されている隊員や日本語教育関係者と緩やかに連携し、情報共有等の協力活動を行う。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

日本語学習用の教室、ホワイトボード、プロジェクター、マイク、スピーカー、PC、日本語教材(『みんなの日本語Ⅰ、Ⅱ』、『こはるといっしょに』 )

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:
日本語教師2名(女性、経験約7~8年、3級/N5、訪日研修0~3週間)
対象者:
選択科目:約670名(中学1~3年生約600名、高校1~2年生約70名)
専攻:約100名(高校1~3年生約100名)

5)活動使用言語

タイ語

6)生活使用言語

タイ語

7)選考指定言語

英語(レベル:D)又はタイ語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(日本語教育に関する資格)

[性別]:(女性) 備考:同僚が女性であるため

[学歴]:(大卒) 備考:大卒以上の同僚と協働するため

[経験]:(    ) 備考:

[参考情報]:

 ・語学指導経験・文化紹介等の経験尚良し

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(サバナ気候) 気温:(17~38℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

同僚日本語教師とのコミュニケーションでもタイ語は必須。2学期制(5月~9月、11月~3月)。タイの住居はキッチンや洗濯機がない住居が一般的。 配属先のホームページはこちら