要請番号(JL01824B06)
募集終了
・2025/3 ・2026/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育省
2)配属機関名(日本語)
プラナーラーイ中高校
3)任地( ロッブリー県ムアンロッブリー郡 ) JICA事務所の所在地( バンコク都 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 鉄道+バス で 約 3.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属機関は首都バンコク都から約150km北に位置する公立中高一貫校である。1980年に設立され、生徒は約2,600名、教師は約120名が在籍している。外国語教育は英語・日本語・中国語が実施されており、タイ人教師の他、アメリカ、フィリピン、南アフリカ、ロシア、中国出身の教師が授業を行っている。中学では生徒の約半数、また高校では日本語専攻クラス(各学年約40名)及び英語数学クラス(各学年約40名)の生徒が日本語を学んでいる。これまでJICA海外協力隊の派遣実績は無し、国際交流基金日本語パートナーズは2023年度に1度派遣されている。
【要請概要】
1)要請理由・背景
同校の日本語教育は、現在タイ人日本語教師3名により中学生1~3年生の約半数では週に1コマ、高校生1~3年生へは日本語専攻クラスで週に9コマ、英語数学クラスの一部で週に2~4コマが実施されている。特に中学生は学習初心者が多くいるが、生徒の選択ではなく学校によりクラス毎で指定された第2外国語としての履修となるため、学習意欲の高い生徒ばかりではない。決して将来的な日本語能力の需要が高い地域ではない中、教師も生徒が日本語学習に興味を持つように工夫を凝らして授業を実施しているが、日本人日本語教師が加わることにより、生徒がより興味を持って日本語を学ぶこと、また日本語学科の生徒の日本語能力が向上することが期待されている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1. チームティーチングなど、タイ人教師と共働して日本語の授業を実施する。
(1コマ50分、全体で週に57コマある中で聴解や会話授業を中心に支援を行う)
2. クラブ、日本語キャンプ等の行事において日本語学習の機会や日本文化紹介を企画、実施する。
3. 校内・校外日本語コンテストに向けて指導、助言する。
4. タイ人教師への指導法の助言を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
日本語教室、ホワイトボード、プロジェクター、日本語教材(『みんなの日本語Ⅰ、Ⅱ』、『こはるといっしょに』、『あきこと友だち』、『いろどり』 )
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:日本語教師3名(30歳代女性・経験11年・N3、20歳代女性・経験6年・N4、20歳代男性・経験1年・N4、共に訪日研修経験無し)
活動対象者:
中学生:約850名(週1コマ)、高校生:日本語専攻クラス約120名(週9コマ)/英語数学クラス約120名(週2コマ)
5)活動使用言語
タイ語
6)生活使用言語
タイ語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)又はタイ語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(日本語教育に関する資格)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:大卒以上の同僚と協働するため
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:生徒への指導を行うため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(17~40℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
・2学期制(5月~9月、11月~3月)。
・タイの住居はキッチンや洗濯機がない住居が一般的。