要請番号(JL01824B11)
募集終了
・2025/1 ・2025/2 ・2025/3 ・2026/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
内務省
2)配属機関名(日本語)
ノーンディンデーン郡役場
3)任地( ブリーラム県ノーンディンデーン郡 ) JICA事務所の所在地( バンコク都 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 鉄道+バス で 約 8.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
郡は県央から南に約100㎞、12の村で構成され、人口約9,900人、約3,300世帯が居住。多くの若者が都市部に移り住み高齢者比率が高くなる等、日本の地方と同様の問題を抱える。配属先は住民への行政サービスを担い、対応分野は環境管理、高齢者支援、コミュニティ開発、教育等幅が広い。特に環境問題対策に力を入れ、2つの村でごみ銀行やコンポストを導入しZero Wasteを実践。国内大会受賞実績もある。その他、配属先は幼稚園~高校を運営し、高齢者向けの学校を週1回実施している。現在、ヘルスセンター建設計画も進めている。隊員派遣実績なし、Peace Corps1名派遣実績有。
【要請概要】
1)要請理由・背景
当該地域の主なごみ処理方法は埋め立てであるため、Zero Wasteが最も効果的な環境問題対策であるとして、2つの村で実践し成功している。取り組み拡大の希望はあるが、他の村の住民には環境問題に関する知識・理解が不十分であり、Zero Waste に取り組むモチベーション向上が大きな課題である。日本の事例や新しいアイディアの共有等を通じた、ごみ問題に関する住民の理解促進、モチベーションアップを期待し要請に至った。その他、高年齢者向けの健康増進活動等、配属先の他の業務への協力も期待されており、また、外国文化に触れる機会が少ない地域であることから日本語や日本文化紹介も期待されている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1.ごみ問題への理解促進及び3Rをはじめとするごみ減量の啓発活動
2.ごみ分別、コンポスト、ごみ銀行等のZero Wasteに関する取り組みの改善及び促進
3.幼児、児童、生徒、高齢者等の地域住民に対する日本語や日本文化の紹介(現状、実施実績なし)
4.その他、高齢者学校やヘルスセンターにおける健康増進アクティビティの企画・実施等、郡役場が担う業務への支援
※配属先の業務は多分野に渡ることから、上記以外の分野に関する活動にも支援が求められる可能性あり。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
役場執務室、机、椅子、印刷機、等
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
郡長1名(男性、50代)、職員約50名(内、環境や高齢者支援を担うのは公衆衛生・環境課6名)
活動対象者:
幼稚園児~高校生などの子どもから高齢者を含む地域住民
5)活動使用言語
タイ語
6)生活使用言語
タイ語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)又はタイ語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:(女性) 備考:協働する関係者に女性が多い
[学歴]:(大卒) 備考:同僚のレベルに準ずる
[経験]:( ) 備考:
[汎用経験]:
・地域社会を対象とする活動の経験
・環境関連活動の経験や知識
[参考情報]:
・青少年、高齢者に対する活動経験有尚良し
・地方自治体における実務経験有尚良し
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(15~40℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
専門的知識より日本の事例やアイデアの共有が求められる。タイではキッチンや洗濯機がない住居が一般的。ホームステイの想定。利用想定の最寄り医療機関まで約100㎞、対応可能な治療が首都に比べ限られる。配属先ウェブサイト