要請番号(JL01825A04)



・2026/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育省
2)配属機関名(日本語)
プリンセスチュラポーンサイエンスハイスクール ナコーンシータマラート校
3)任地( ナコーンシータマラート県ムアンナコーンシータマラート郡 ) JICA事務所の所在地( バンコク )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+車 で 約 3.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
プリンセスチュラポーンサイエンスハイスクールは、理科・数学に重点を置いたカリキュラムにより、科学技術系人材の育成を目指す男女共学の全寮制中高一貫校である。 タイ全土に18校設置され、生徒数、クラス数、設備や教員の配置等は全校で概ね共通、STEM教育にも取り組んでいる。学校間交流が盛んである他、スーパーサイエンスハイスクール指定校を中心とする日本の高校や高等専門学校との姉妹校協定や連携、毎年タイでの合同交流イベントを実施するなど、日本とも深い関係を有している。ナコーンシータマラート校は1993年に設立、2015年~2017年の間にコンピュータ技術隊員1名の派遣実績がある。
【要請概要】
1)要請理由・背景
同校は理数科に特化した教育を実施しており、理科系授業は中学では理科全般を週に8時間、高校では物理・化学・生物を週に各3時間及びイノベーションクラスを週に4時間実施している。プロジェクト型学習も実施されており、生徒はグループとなりそれぞれの課題について授業時間外を含めて実験・研究・探求を行っている。同校では生徒の物事を考える能力や、探求心を高める能力の強化、実験器具の取り扱い知識・技術向上等に日本での理科教育経験を持つJICA海外協力隊の支援を得たいとして本要請があがった。同校の施設・設備は先進国と同等で、生徒・教師の教育水準も高いため、双方向に学び合い高め合うことが期待できる。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
自身の専門分野を活かしながら以下の活動を行う。
1.授業実施支援を行う。
2.生徒の課題研究である学生プロジェクトへの助言・指導を行う。
3.日本との交流促進行事等の準備・実施に協力する。
4.必要に応じ、日本文化紹介や日本語授業への支援を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
教室、実験室、各種実験設備・器具、プロジェクター、実物投影機、プリンター、インターネット、3Dプリンター等
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
理科教員 21名(一般科学2名、物理8名、化学6名、生物5名)
活動対象者:
中学生 1クラス24名、各学年4クラス
高校生 1クラス24名、各学年6クラス
5)活動使用言語
タイ語
6)生活使用言語
タイ語
7)選考指定言語
英語(レベル:B)
【資格条件等】
[免許]:(中学校又は高等学校教諭(理科))
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒)理工系 備考:同僚が大卒以上のため
[経験]:(教員経験)2年以上 備考:生徒への指導を行うため
[汎用経験]:
・理科実験の経験や薬品・器具の知識
[参考情報]:
・物理もしくは生物の指導経験必須
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(10~38℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
・学校は2学期制(5月~9月、11月~3月)
・原則学校敷地内の教員用住居に居住となる(シェアハウスの可能性あり)。学期休業期間は教師及び生徒は帰省する。
・ 配属先HP