要請番号(JL02118A05)
募集終了
・2018/3 ・2019/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育青年スポーツ省
2)配属機関名(日本語)
カンボジア・サッカー連盟クラチェ州ユースアカデミー校
3)任地( クラチェ州クラチェ ) JICA事務所の所在地( プノンペン )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 5.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先はナショナルチームとユースナショナルチームを有し、それぞれのトレーニングおよび公認審判員の育成等を行っている機関である。FIFAと傘下のアジアサッカー協会、並びに日本サッカー協会(JFA)からの資金や人的な援助もあり、年間運営予算は150万米ドル規模。ユースについてはプノンペン郊外に設立したアカデミー1校にて、全寮制のトレーニングカリキュラムで将来のナショナルチームを担う選手を育てていたが、2017年より国内全25州に1校ずつ設立し、JFAからテクニカルディレクターとして指導者の派遣を受け、若年層の拡充を図る取組みが進んでいる。JICAからは現在SV(審判育成支援)が派遣されている。
【要請概要】
1)要請理由・背景
配属先の事業内容に記載した、ユース・アカデミー校と呼ばれる16歳以下の若年層選手養成機関を、国内各州に1校ずつ設立する取組みについて、選手・コーチ共にサッカーにおける新しい道が開けたことを喜び、日々の練習に取り組んでいるが、その一方で選手指導を適切に行えるコーチ人材の確保に苦慮している。それはサッカーに関する技術や指導能力についてだけでなく、スポーツマンとしての礼節や、チームとして行動するための協調性・規則遵守心に関する指導力の不足に及んでいる。そして、当要請での活動先となるクラチェ校は2018年1月に開校する予定でコーチと選手の人選が進んでいるが、同校は周辺の州に設立されたアカデミー校を取り纏める地域中核校としての役割も持っているため、コーチ陣の育成が急務となっている。このため、同連盟ではチーム力の育成に長けている日本人による支援が必要と判断され、JICAへボランティアの要請が出された。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1.16歳以下(U16)と14歳以下(U14)の2グループで編成された選手の指導を、コーチ陣と協力して行う。
2.選手の指導計画の立案と実施を、コーチ陣と協力して行う。
3.コーチ陣に対し、技術面と精神面の指導能力向上に向けたアドバイスを行う。
4.実施できる範囲で、周辺州のアカデミーに出張し、選手指導とコーチ陣へのアドバイスを行う。
5.上記1から4の活動について、定期的にプノンペンの連盟本部へ報告する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
州政府が管理する公共グラウンド、サッカーボール、コーン、ゴールポストなど(専用施設がないので、コーチが自宅で管理している)
4)配属先同僚及び活動対象者
プノンペン在住のテクニカルディレクター(日本人、男性1名)
クラチェ在住のコーチ(男性、4名)
選手(10-16歳の男性、50名程度、技量レベルは日本人の同年代より低い)
5)活動使用言語
クメール語
6)生活使用言語
クメール語
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(競技経験)5年以上 備考:実技指導が中心となるため
[参考情報]:
・JFAのC級ライセンス以上があるとよい
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(22~38℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(安定)