要請番号(JL02121A12)
募集終了
・2022/1 ・2022/2 ・2022/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
環境省
2)配属機関名(日本語)
環境保護総局検査室部
3)任地( プノンペン都 ) JICA事務所の所在地( プノンペン都 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
環境省はカンボジアの環境行政を統括している省庁で、気候変動対策や公害予防・対策等に関する制度の制定・運用を、地方自治体等関係機関と協力して行っている。配属先である環境保護総局検査室部は、1999年に制定された環境法に基づき、検査手法の確立及び工場廃水や環境水の定期モニタリング、分析委託、調査等を行っている。また、日本や欧米、中国の援助機関、及び、大学等の研究機関からの人的・物的支援を受け、検査能力の向上を図っている。
【要請概要】
1)要請理由・背景
検査室部では、2012年3月までに4代の隊員とシニア海外ボランティアによる検査技術向上支援を受けてきた。その効果が表れたため近年派遣を見合わせていた。が、人事異動による検査技師の入れ替わり、及び、世代交代により、再び技術力向上のための支援人材が必要とされる状況となっている。そして過去の実績から、JICA海外協力隊員の再要請を行うこととなった。都内で採取したサンプルの水質、酸性雨等の環境試料の実務分析を通じて、配属先スタッフに対して分析手法全般の技術指導及び助言を行うことが求められている。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
1. 配属先同僚に対して、実務分析を通した分析手法全般の技術指導及び助言を行う。
2. 検査室運営体制の向上に関する提案を行う。
3. 配属先同僚に対して、隊員の経験を通じた1. と 2. に関しての優良事例の紹介を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
光度計(Wagtech 7100等)、恒温器(TS6006/2等)、オートクレーブ(SA-300VF)等
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
検査室部長、副部長(男性、40代)
検査技師10名(男女 20~30代)
その他職員8名(男女 20~30代)
活動対象者:
上記の同僚
5)活動使用言語
クメール語
6)生活使用言語
クメール語
7)選考指定言語
英語(レベル:B)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒)化学 備考:配属先業務要件のため
[経験]:(実務経験)5年以上 備考:配属先同僚を指導するため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(22~38℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
・新型コロナウイルス感染情報は、在カンボジア日本大使館HP(https://www.kh.emb-japan.go.jp)を参照。