要請番号(JL02121A25)
募集終了
1代目
・2022/1 ・2022/2 ・2022/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育青年スポーツ省
2)配属機関名(日本語)
プレアビヒア州教育青年スポーツ局中等教育課
3)任地( プレアビヒア州タベンミエンチェイ ) JICA事務所の所在地( プノンペン )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 5.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は、州内の学校(小学校約220校、中学校約45校、高等学校約12校)で授業や設備のモニタリングを行い、課題改善に取り組んでいる。職員数は61名(うち、初等教育課6名、中等教育課8名)。アジア開発銀行(ADB)により設置されたリソーススクール(理科実験室やパソコン室を備えたモデル校)が2校あり、同校一部教員はJICA技術協力プロジェクト「前期中等理数科教育のための教師用指導書開発プロジェクト(通称STEPSAM3)」の研修経験がある。2018年度1次隊で初代協力隊員(理科教育)が派遣されており、理科授業の質の向上を目指し指導支援を行ったため、配属先の協力隊活動に対する理解は明るい。
【要請概要】
1)要請理由・背景
当国の理科教育については、これまでJICAの技術協力支援もあり、行政官や中・高等学校教員の能力強化が進んできているものの、未だ十分なレベルに至っていない。また、同州のリソーススクールには理科の実験道具が備わっており、授業で活用されているが、教員の知識・経験不足により正しく使用されていない現状がある。配属先は、実験や体験的な活動を取り入れた理科授業の普及を目指しており、引き続き協力隊員による指導支援が必要であることから、本要請に至った。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
1.配属先周辺の中・高等学校を巡回し、現地教員とともに学習者主体の授業を行う。
2.リソーススクールにある理科実験道具の正しい使用方法を教員や生徒に対し、指導する。
3.理科授業の質の向上を目指し、教材作成や指導方法について、巡回校の教員に助言する。
4.活動上、余力があれば、小学校教員養成校で、観察・実験などに関する基本的な技能を学生に対し指導する。
上記4点を主軸として、活動詳細は派遣時の配属先の要望に沿って計画する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
配属先中等教育課内の執務スペース、リソーススクールの実験道具
(現場の教具は頻繁に消耗・更新されるため、派遣時に再確認し、その時点で存在する教具から授業内容を考案する)
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:局長50代男性、中等教育課職員7名(課長:女性40代、男性6名30-40代)
活動対象者:中・高等学校の理科教員ならびに生徒
※巡回先については、着任後、中等教育課職員と話し合いにより決定する。
5)活動使用言語
クメール語
6)生活使用言語
クメール語
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:(中学校又は高等学校教諭(理科))
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:教員に対する指導を想定
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(22~38℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
・新型コロナウイルス感染情報は、在カンボジア日本大使館HP(https://www.kh.emb-japan.go.jp)を参照。