要請番号(JL02123B09)
募集終了
5代目
・2024/2 ・2024/3 ・2025/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
保健省
2)配属機関名(日本語)
コンポンチャム州病院
3)任地( コンポンチャム州コンポンチャム ) JICA事務所の所在地( プノンペン都 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 3.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先はメコン川沿いに位置する州内唯一の総合病院であり、トップリファラル病院として機能し、州内の郡病院、保健センター、民間診療所から患者が移送されている。1930年設立、ベッド数280床、医師、看護師、助産師など総スタッフ数は約350人。1日の平均外来患者数は約140人。日本はこれまで当病院を対象に「コンポンチャム州病院改善計画(無償資金協力)」(2010年)、「助産能力強化を通じた母子保健改善プロジェクト」(2010-2015)、「分娩時及び新生児を中心とした母子継続ケア改善プロジェクト」(2016-2022)を実施し、現在は「保健人材継続教育制度強化プロジェクト」(2021-2026)による看護卒後研修が計画されている。現在JICA海外協力隊看護師隊員が活動を行っている。
【要請概要】
1)要請理由・背景
配属先は病院の運営能力・サービス向上を目指し院長のリーダーシップの下、JICA海外協力隊員と協力しながらホスピタリティの推進、5Sカイゼン、感染管理に取り組んでいる。現在派遣中の隊員は、現場の状況を把握した上で更なる医療サービスの向上に取り組んでいるが、とくにホスピタリティについてはスタッフの理解を深めるところから始めており、定着には継続した支援が必要である。また、上記「保健人材継続教育制度強化プロジェクト」における当病院での看護卒後研修が2024年から開始される予定であり、同プロジェクトとの連携の期待もあり本要請に至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
研修部に配属となり、同僚看護師らとともに以下の活動に取り組む。
1. 現場に即したホスピタリティ(接遇マナー:挨拶、言葉遣い等)を提案し、院内に浸透させて医療サービスの向上に繋げる。
2. 5Sカイゼンの定着に向け、各病棟のモニタリングを行い必要な支援や助言を行う。
3. 感染管理を定着化し、スタッフが主体的に院内感染予防策を講じることができるよう支援する。
4. とくにホスピタリティと5Sについては、院内スタッフに対して研修会を企画し実践を促す。
5. 技術協力プロジェクト専門家との情報交換や、可能な範囲で当病院で実施される看護卒後研修への支援を行う。
*カンボジア保健省と免責にかかる合意文書を締結していないため、身体への侵襲行為は一切行わない。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
特になし。
4)配属先同僚及び活動対象者
病院長: 医師 (男性:50代)
副院長: 医師4名 (うち1名が研修部長兼務)
研修部: 研修部長(男性医師)、助産師1名 (女性)、IT職員1名(男性)
5)活動使用言語
クメール語
6)生活使用言語
クメール語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(看護師)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)5年以上 備考:経験に基づいた指導が必要なため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(22~38℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(不安定)