要請番号(JL02123B13)
募集終了
・2024/2 ・2024/3 ・2025/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育青年スポーツ省
2)配属機関名(日本語)
フン・セン チェイク中学・高等学校
3)任地( スバイリエン州スバイリエン ) JICA事務所の所在地( プノンペン )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 3.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は州内の中心校の一つであり、生徒数約530名、7~12年生(日本の中学1年生~高校3年生に相当)まで計20クラス、体育科教員は3名である。体育の授業は、政府の定めるカリキュラムのとおり各学年週2時間行われている。当州は日本のNGOである「ハート・オブ・ゴールド」(以下、HG)のプロジェクト対象州の一つであり、当校ではHGが当国教育青年スポーツ省とともに作成した中学校体育科学習指導要領及び指導書に基づいた体育科教員育成のワークショップが定期的に開催されている。
JICA海外協力隊の派遣は今回が初めてとなる。
【要請概要】
1)要請理由・背景
当国ではHGの支援により小学校体育科学習指導要領及び指導書が作成されことに続き、2016年には中学校体育科学習指導要領及び指導書が完成し、中学校においても指導書に沿った体育授業の普及が進められている。そのような中、当校では体育を専門とする教員が1名しかおらず、他教科の教員も体育の授業を担当しているため、指導要領や指導書に沿った授業が行われていない。本来は体育を専門としない教員への研修やサポートが必要であるが、当校には対応できる人材がいない。そのため、当州にこれまで派遣されたJICA海外協力隊体育隊員の活動実績を把握している州教育局より当校への隊員派遣要請があり、本要請に至った。当州はHGのプロジェクト対象州でもあることから、HGとも協力しつつ授業を行うとともに教員を育成していくことが期待されている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1. 当国の体育科教育指導書を活用し、同僚教員とともに、または単独で、生徒が運動の楽しさを感じることができる授業を提案・実践することによって授業の質の向上を目指す。
2. 同僚教員に対して、指導要領や指導書に沿った授業を計画・実践できるよう支援する。
3. 授業環境や体育用品には限りがあるため、指導書を参考に授業を効率的に進めていくための教材を考案する。
4. HG主催のワークショップ開催時には同僚教員とともに参加・協力し、州内の体育科教員の指導力向上に貢献する。
*担当する学年は、着任時の学校の状況を踏まえて決定される(2023年5月時点では、中学生への授業が期待されている)。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
バレーボール数個、サッカーボール数個、カラーコーン数個
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
校長(男性)
体育科教員:男性3名(内2名は体育以外の教科担当者)
活動対象者:
体育科教員、全学年の生徒(1クラス25人程度)
5)活動使用言語
クメール語
6)生活使用言語
クメール語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(中学校又は高等学校教諭(保健体育))
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(教員経験)3年以上 備考:教員に対する指導が必要なため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(22~38℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)