要請番号(JL02123B18)
募集終了
・2024/3 ・2025/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育青年スポーツ省
2)配属機関名(日本語)
国立体育教員養成校(NIPES)
3)任地( プノンペン都チャラング チャムレイ ) JICA事務所の所在地( プノンペン都 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 0.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
1988年に国立体育教員養成校として発足したカンボジアで唯一の体育教員養成教育機関である。高校卒業資格を有する者が入学し、卒業後に全国の中学校、高等学校の体育教員となることができる。長く2年制であったが、Hearts of Gold(NGO)の支援を得て4年制教育課程を2019年より発足させている。過去には2014~2020年3月まで大学連携で複数の一般短期・長期派遣隊員が派遣され、JICA海外協力隊員(体育)が2023年10月より派遣予定である。学生はバスケットボールや陸上、水泳など多様な種目の理論と実技を学んでいる。年間予算は、約35~40万米ドル程度。
【要請概要】
1)要請理由・背景
4年制課程を併設したことで、NIPESは大きな課題を抱えることになった。教員の大半はNIPESが提供している2年制コースの修了証しか持っておらず、教員養成大学の教員としての基準を満たしていない。改善への一助として、JICA海外協力隊員から学び、隊員と共に経験を積むことでカンボジア人教員の体育教育に対する知識、実践、研究と教育に対する倫理を発展させ、講義の質を高めたいという強い要望が出され、体育隊員(2023年2次隊)が派遣されるに至った。その一方でNIPESはスポーツ実践科目として日本の空手道を学士課程で紹介することを計画している。そこで、2023-2次隊隊員同様に講義の一部を支援する一方で、空手を紹介し指導することができる体育隊員の要請が出された。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1.同僚の実施する授業に参加し、それを観察しながら、担当予定の科目(トレーニング理論、スポーツ科学など得意とする分野から選択)の実践・教授法が抱える問題と改善策について整理する
2.同僚とともに授業を準備し、授業をともに行うことを通して、同僚の能力向上・授業の改良を図る
3.空手が未経験の学生・同僚に、空手道を紹介する授業を準備して受け持つ
4.必要に応じて、構内で催されるイベントや体育の授業に参加する
5.教育省等が主催する全国的な催しへ参加する学生指導をサポートする
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
教室施設(2室にはプロジェクター設置、ホワイトボード)、プール、体育館、サッカー場、バレーボールコート、卓球、バスケットボールコート、各種ボール、スピーカー
4)配属先同僚及び活動対象者
学校長:女性、/ 次席:男性3名、30~40代
教員・スタッフ総数:約70名
毎年の入学見込数:2年制コース 75名、4年制課程 25名。調査時には、1・2年生無し、4年生課程:3年生は25名、4年生は21名。
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
クメール語
7)選考指定言語
英語(レベル:B)
【資格条件等】
[免許]:(中学校又は高等学校教諭(保健体育))
(空手道三段)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒)教育学 備考:大学で教えるため
[経験]:(教員経験)5年以上 備考:教員養成大学で教えるため
(指導経験)3年以上 備考:大学で実技指導するため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(22~38℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】