要請番号(JL02123B19)
募集終了
4代目
・2024/2 ・2024/3 ・2025/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
労働職業訓練省
2)配属機関名(日本語)
カンボジア国立技能専門学校(NPIC)
3)任地( プノンペン都 サムラウン クランム ) JICA事務所の所在地( プノンペン )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 1.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は2005年に設立され、職業訓練学校としては国内最大規模である。電気工学・観光・土木工学・建築学・自動車工学・電子工学・機械工学・コンピュータ科学の8学部で構成されている。大学院も併設されており、職業訓練校であると同時に学術研究機能も併せ持っている。全学生数は約5,000名、教師総数は約300名。観光学部、土木工学部、自動車学部、機械工学部からJICA海外協力隊が求められている。2022年10月より電子工学部で、前任隊員が活動中である。National Polytechnic Institute of Cambodia
【要請概要】
1)要請理由・背景
電子工学部には、現在16名の教員が在籍し、大学課程には約100名の学生が在籍している。教育内容は座学約3割・実技約7割となっている。教員の大半は同校を優秀な成績で卒業しているが、教員としての経験年数の短い若手教員の割合が多い。そこで専門分野の知識と実技指導能力向上を図ることが求められるとともに、特に近年需要が高まっている通信関連技術者の育成のための教育体制確立支援が喫緊の最優先事項となっている。過去にJICA海外協力隊員が3代派遣されそれぞれ担当・指導した分野において一定の成果が見られた。しかし電気通信技術の進歩が著しい今日、それに対応した教育への改善が必要であり継続支援が必須と判断し本件の要請となった。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1.教員に対して、通信技術に関する実際の機材・部品を用いた実習授業の実施についての指導・助言を行う。
2.上記1.に関しては、新校舎への設備移設に伴い実験室のレイアウト等、実習環境の整備・改善に関する助言を行う。
3.教員に対して、整理整頓等3Sの励行と安全に関する指導と助言を行う。
4.学生に対して、同僚教員と協力して実験及び実習授業を行う。
5.少人数学生グループ(数名程度)による製作プロジェクトの指導を行う。
6.衛星通信に関する知識を持って、教員及び学生の指導に当たる。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
オシロスコープ、シグナル・ジェネレーター、ベクトルアナライザー、スペクトルアナライザー、アンテナトレーナー(AT3200D)、オールバンド送受信機(HF,VHF,UHF)など多数。
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:学科長(男性50代)、教員16名(1名女性、15名男性、24~45歳)
活動対象者:主として教員16名、電子工学科プロジェクトチーム(5~6名、3年生・4年生の学生)
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
クメール語
7)選考指定言語
英語(レベル:B)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒)電気・電子 備考:専門知識が必要なため
[経験]:(実務経験)5年以上 備考:教師を指導するため
[参考情報]:
・アマチュア無線技士(1級、2級)又は
・無線技術士等の資格を有していれば尚可
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(22~38℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)