要請番号(JL02124A11)
募集終了
1代目
・2024/3 ・2025/1 ・2025/2 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育青年スポーツ省
2)配属機関名(日本語)
プレアビヒア州教育スポーツ局
3)任地( プレアビヒア州プレアビヒア ) JICA事務所の所在地( プノンペン都 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 6.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先の州政府教育スポーツ局には、計画課、就学前教育課、初等教育課、中等教育課、スポーツ課、学校保健課などの課があり、州内の幼稚園から高等学校に至る全ての教機関における授業や教育設備のモニタリングを行ない、教育の質を高めるために必要な研修の機会を提供している。中等教育課の職員は6名であり、州内の中学・高等学校を所管し、教員の能力向上と適切な学校運営や学習環境改善に関する責務を担っている。当配属先には、2020年まで初代のJICA海外協力隊派遣が活動を行なっていた実績があり、今回が2代目の要請となる。
【要請概要】
1)要請理由・背景
カンボジアの理科教育については、行政官や中・高教員の能力強化が進んできているものの、未だ十分なレベルには至っていない。同州の中高等学校には、理科実験室や実験道具も備わっていることが多いが、教員らの知識・経験不足によりうまく活用されていないのが現状である。同局中等教育課では、これらのリソースを活用し理科実験に触れる機会を提供しながら理科教育の充実を図っていくことが必要と認識しており、州内の理科教員もJICA海外協力隊の支援を受けながら授業の質の向上を図りたいと希望している。なお、同州の小学校教員養成校にもADB支援による理科実験室を備えたリソースセンターがあるが、同じく活用されていない状況で、同校への支援も期待されている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先同僚と相談しながら、以下のいずれかの活動を行う。
1.州内の学校(主に高校)において、既存の理科実験設備を活用しながら教員や学生に実験指導を行う。
2.小学校教員養成校において、既存の理科実験設備を活用しながら教員や学生に実験指導を行う。
3.関係する教員に対し、理科教材の作成や指導法について助言する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
教育局中等教育課内の執務スペース・机、各学校の理科実験道具。教具は頻繁に消耗・更新されるため、派遣時に再確認し、その時点で存在する実験器具を用いた授業内容を考案する。
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
局長 男性 60代
中等教育課職員 6名 (課長女性50代、男性5名 20-50代、うち1名は理科教育担当)
活動対象者:
州管轄中学、高校の教員、生徒
5)活動使用言語
クメール語
6)生活使用言語
クメール語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(中学校又は高等学校教諭(理科))
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:同僚の学歴水準に合わせるため
[経験]:(教員経験)2年以上 備考:教員への指導が必要なため
[汎用経験]:
・理科実験の経験や薬品・器具の知識
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(22~38℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)