要請番号(JL02124A21)
募集終了
・2024/3 ・2025/1 ・2025/2 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育青年スポーツ省
2)配属機関名(日本語)
アンロン・バル小学校
3)任地( バッタンバン州バッタンバン ) JICA事務所の所在地( プノンペン )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 5.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先はカンボジア第3の都市バッタンバン市の中心部から4キロほど離れた場所に位置する小学校、全校生徒約880名・教職員37名が在籍する。二部制で午前は7:00~11:00、午後は13:00~17:00、クラス数は計30となっている。当国内ではJICA草の根技術協力で日系NGO「ハート・オブ・ゴールド」により小・中・高における体育教育普及事業が実施されており、同州は実施3州の内の1つ。同校の教員1名が日本で研修を受けてきた。体育の授業は各学年週2時間。現在、新しい校舎がキリスト教団体の寄付により建設中。これまでJICA海外協力隊の派遣実績はない。
【要請概要】
1)要請理由・背景
当国では上記NGOの支援によって、小・中・高の体育の指導要領及び教員用指導書が作成されたものの、授業の適切な実施に至っていない学校が多い。これには教員自身が体育教育を受けた経験や、指導知識が乏しいという歴史的背景が関係しており、この現状を改善すべく歴代多くの体育関係隊員が派遣されている。配属先の教員も十数年~三十数年の経験を持ち、体育の授業は実施されているものの、自身ができる範囲での指導にとどまっている。指導できる単元を増やしたり、スモールステップを入れて内容を伝わりやすくするなど、授業の質の向上のために更なる工夫の余地があり、隊員との協働によって新しい知見の獲得を希望していることから本要請がなされた。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1. 同僚教員と共に、現場にある教具を活用して体育の授業を行う。
2. 体育の授業展開について、同僚教員に知見を共有する。
3. 限られた環境を考慮しつつ、どのように児童が体力や運動能力を高めまた楽しめるか、同僚教員とアイデアを出し合う。
4. NGOや他体育隊員と緩やかに連携しながら、地域での体育教育の普及促進に向けた活動に参加・協力する。
以上を活動の主軸として、詳細は派遣時の配属先の要望に沿って柔軟に計画する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
ボール
(現場の教具は頻繁に消耗・更新されるため、派遣時に再確認し、その時点で存在する教具から授業内容を考案する)
4)配属先同僚及び活動対象者
・配属先の同僚:
校長(50代男性)
副校長(40代女性、NGOにより本邦研修参加)
教員30名(30~50代、男女)
その他職員5名
・活動対象者:児童約880名
5)活動使用言語
クメール語
6)生活使用言語
クメール語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(小学校教諭)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(指導経験)2年以上 備考:経験に基づく協力が必要なため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(22~38℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
・バレーボール、サッカー、バスケットボール、体操、陸上、エアロビクスのいずれかの経験があると尚可。
・体育館は無く、雨季は授業展開の工夫が必要。