要請番号(JL02124A22)
募集終了
・2024/3 ・2025/1 ・2025/2 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
カンボジア地雷対策センター(CMAC)
2)配属機関名(日本語)
カンボジア地雷対策センター(CMAC) 地雷対策平和博物館
3)任地( シェムリアップ州シェムリアップ ) JICA事務所の所在地( プノンペン )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 6.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
カンボジア地雷対策センター(CMAC)は、国際連合カンボジア暫定統治機構(UNTAC)管轄下の1992年、難民の安全な帰還を支援するため設立された。その後、国土全域に大量の地雷や不発弾が埋まっていることが判明し、紛争後の復興や開発に脅威となっていることから、2000年に独立機関となり国民の平和と安全のため地雷に関する啓発や、地雷や不発弾の除去、また地雷処理のトレーニング等を担っている。年間予算は約2200万米ドル(2022年)。技術協力プロジェクト「カンボジア地雷対策センター組織強化プロジェクト」が実施中(2024年10月まで)。JICA海外協力隊の派遣実績はない。
【要請概要】
1)要請理由・背景
CMACは、2025年に国内の対人地雷の除去を完了することを目標の1つとしている。その後は、国内に残る不発弾や対車両地雷の除去、国内外の地雷・不発弾関係者へのトレーニングなどに活動の重心を移す計画だが、ひとつの大きな課題が経済的な自立である。現在、活動費の多くをドナーに依存しているが、今後ドナー資金の減少が見込まれる。中長期的に自己資金の比率を増やしていくためには、CMACの活動に対する理解と支持の拡大が必須であり、そのためシェムリアップ郊外にある同博物館の機能強化を進めている。広報や展示の改善を図ることで博物館への来館者数を増やし、収益向上を図りたいと考えているものの、専門知識を持つ人材が不足していることから本要請がなされた。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先同僚と、以下の活動を行います。勤務時間:月~金 7:00~16:00
1.シェムリアップ市やプノンペンの観光業界の協力を得て、スタディツアーを企画する。
2.地域住民や教育機関と連携し、教育プログラムを企画・運営する。
3.広報素材(パンフレット、ウエブサイト、動画等)を作成する。
4.土産物やグッズ等の商品開発を行う。
草の根技術協力プロジェクト「地雷対策を通した平和と人間の安全保障の啓発・普及のための博物館づくり」との緩やかな連携も期待されている。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
執務室、机、PC、プリンター
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
館長(男性)
事業担当次長(男性)
同僚5-10人
活動対象者:
上記同僚、観光客、市民
5)活動使用言語
クメール語
6)生活使用言語
クメール語
7)選考指定言語
英語(レベル:B)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(専門学校卒) 備考:配属先からの要望
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:業務遂行上必要
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(22~38℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
・配属先はシェムリアップ市中心部から23キロ離れたところに位置するため、通勤は配属先によって送迎。
・同配属先から、「学芸員」職種の要請も提出されている。