要請番号(JL02124A24)
募集終了
2代目
・2024/3 ・2025/1 ・2025/2 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育青年スポーツ省
2)配属機関名(日本語)
カンボジア・サッカー連盟カンポット州ユースアカデミー校
3)任地( カンポット州カンポット ) JICA事務所の所在地( プノンペン都 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 3.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
カンボジアサッカー連盟は国代表チームとユース代表チームを有し、選手のトレーニング及び公認審判員の養成を行っている。ユース代表は、プノンペン郊外(タケオ州)に設立したアカデミーにて、全寮制のトレーニングカリキュラムにより将来の国代表チームを担う選手を育成している。2017年より国内全25州にユースアカデミーを設立し、日本サッカー協会からテクニカルディレクターを派遣し、毎年国内リーグ戦を行いながら競技力向上、競技人口の拡大を図る取組みを進めている。
当州へのJICA海外協力隊サッカー隊員派遣は2022年より開始し、現在当国内で2名のサッカー隊員が活動している。
【要請概要】
1)要請理由・背景
ユースアカデミーにおける選手の育成は、当国のサッカーレベル向上や人気を後押ししている一方で、各年代の選手を適切に指導することができる人材の確保と育成が課題となっている。また、サッカーに関する技術指導のみならず、特にスポーツマンとしての礼節やチームとして協調性、時間や規則を守るといった規律に関する指導力が不足している。そのため、当連盟では選手の競技力向上に加えてコーチの指導力向上も必要との考えから、海外協力隊の要請に至っている。
なお各州のアカデミーは専用のグラウンドを有しておらず、本要請の場合はカンポット郊外にある高等学校のグラウンドを中心に活動している。また州教育局スポーツ課にデスクを設置し、教育局が行うスポーツ指導を支援することも期待されている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1. U18からU13(女子を含む)の選手を対象に、同僚コーチと協力して指導計画を立て、選手の育成を行う。
2. 同僚コーチに対し、技術面のみならず精神面や規律面の指導力向上に向けたアドバイスを行う。
3. 年1回行われる国内リーグ戦開催時には、コーチとしてチームの遠征に同行して選手を指導する。
4. 女子を中心に選手のリクルートを行い、サッカーの楽しさを伝えながら選手の定着を図る。
5. 州教育局スポーツ課と協力して、アカデミーの練習時間以外に学校などでのサッカー普及活動を計画・実施する。
6. 上記の活動について、定期的にサッカー連盟本部へ報告する。
アカデミーの練習は、通常平日(月-金曜日)16時-18時に行われている。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
グラウンド、サッカーボール、コーン、ゴールポストなど
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
U18ヘッドコーチ1名(50代指導歴30年 競技歴5年)、
コーチ1名(30代指導歴2年 競技歴15年)
U15ヘッドコーチ1名(30代指導歴5年 競技歴2年)、
コーチ1名(30代指導歴1年 競技歴15年)
活動対象者:
U18、U15、U13、U15女子(各カテゴリー20名前後)
5)活動使用言語
クメール語
6)生活使用言語
クメール語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(JFA・C級コーチライセンス)
[性別]:(男性) 備考:活動が男性主体のため
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(競技経験)10年以上 備考:実技指導が中心となるため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(22~38℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)