要請番号(JL02124A33)
募集終了
・2024/3 ・2025/1 ・2025/2 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育青年スポーツ省
2)配属機関名(日本語)
カンポット州教育青年スポーツ局学校保健課
3)任地( カンポット州カンポット ) JICA事務所の所在地( プノンペン )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 3.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は計画課、就学前教育課、初等教育課、中等教育課、スポーツ課、青少年課、学校保健課などを有し、州内の幼稚園から高等学校に至る全ての教育機関における授業や教育設備のモニタリングを行い、教育の質を高めるために必要な研修の機会を提供している。学校保健課の職員は7名であり、州内の小学校及び中学・高等学校を巡回するとともに、児童・生徒の健康保持増進を図るための学校保健に関する責務を担っている。
当配属先からは、現在、理科教育隊員のJICA海外協力隊要請が出されている。
【要請概要】
1)要請理由・背景
当国では2022年より各州の教育青年スポーツ局内の学校保健に関わる業務を独立させ、学校保健課を設立して学校における子どもたちの健康教育の強化に取り組み始めた。これまでも小学校から高等学校まで週に1時間の保健の授業が実施されており、扱う内容は手洗いやトイレの利用などの衛生教育、生活習慣を含む疾病対策、性教育、栄養指導を含む食生活指導、環境・ゴミ問題、自然災害対策、交通事故や水難事故対策、First Aid などと多岐にわたる。一方で教科書はいまだドラフトの段階で、教師は指定された単元から自分自身で授業内容を立案する必要があるが専門的な知識を有しておらず、効果的な授業には至っていない。そのため、より実践的な保健の授業を実施すべく要請が挙げられた。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
州内(州都近隣エリア)の複数の小学校を巡回し、以下の活動を行う。
1. 単独あるいは担任教員と協力して、各学年の児童の理解にあわせたより実践的な保健の授業を行う。
2. 担任教員とともに授業計画を作成し、現地教員が自立して授業を行うことができるよう支援する。
3. 単元の理解を深める視聴覚教材を作成する。
4. (可能であれば)各校の学校保健委員会(校長、教員、ヘルスセンター職員等)とともに年間指導計画を作成する。
* 巡回する学校や担当する授業内容など具体的な活動内容については、隊員の経験も踏まえて赴任後に配属先や各校の校長と協議の上決定する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
特になし
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
学校保健課職員7名
主任(チーフ)1名(50歳代男性)、副主任2名、職員4名
活動対象者:
巡回先小学校教員、生徒
5)活動使用言語
クメール語
6)生活使用言語
クメール語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(養護教諭)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:教員に対する指導が必要なため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(22~38℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)