要請番号(JL02124B06)
募集終了
2代目
・2025/1 ・2025/2 ・2025/3 ・2026/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育青年スポーツ省
2)配属機関名(日本語)
国立体育教員養成校(NIPES)
3)任地( プノンペン都 ) JICA事務所の所在地( プノンペン都 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
1988年に国立体育教員養成校として発足した国内唯一の体育教員養成教育機関である。高校卒業資格を有する者が入学し、卒業後は全国の中学校、高等学校の体育教員になる。長く2年制であったが、2019年よりHearts of Gold (NGO)の支援を得て4年制教育課程を発足した。また、2014年よりJICA海外協力隊の派遣が行われ、一般隊員及び大学連携の短期隊員など複数の協力隊が派遣され、現在も長期の体育隊員(主に陸上競技を指導)が活動している。学生は、体育の基本をはじめ、球技、陸上、水泳など多様な種目の理論と実技を学んでいる。また、KOICAによるテコンドーの指導も行われている。
【要請概要】
1)要請理由・背景
同校には、Hearts of Gold (NGO)を中心とする日本の支援で、体育教師教育カリキュラムの開発、人材育成、施設整備などが行われており、JICA海外協力隊は、トレーニングの理論と原則、スポーツ科学入門(スポーツと運動の生物力学)、その他、個別の協議の指導を行っている。一方で、現在も4年制への移行期間で2年生の学生と4年制の学生が混在しており、様々な変更に対して教員たちが十分に対応できているとはいえず、新しいシステムが定着するまでの間、引き続き支援が必要な状況である。協力隊に求められる事としては、陸上競技、体操、身体の健康(体力テスト等)、球技、水泳、空手などの科目指導に対する側面的な支援である。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1.同僚の実施する授業に参加し、それを観察しながら、担当予定の科目の実践・教授法が抱える問題と改善策について整理する。
* 特に求められている科目としては、サッカー、バスケットボール、ハンドボールなどのゴール型競技の指導である。
2.同僚とともに授業を準備し、授業をともに行うことを通して、同僚の能力向上・授業の改良を図る。
3.必要に応じて、校内で催されるイベントや体育の授業に参加する。
4.教育省等が主催する全国的な催しへ参加する学生指導を支援する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
教室施設(2室にはプロジェクター設置、ホワイトボード)、プール、ジム、体育館、サッカー場、バレーボールコート、卓球、バスケットボールコート、各種ボール、スピーカー
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
学校長:女性、40代/ 次席:男性3名、30~40代
教員・スタッフ総数:約70名
活動対象者
教員、学生(2年制過程 、4年制課程)
5)活動使用言語
クメール語
6)生活使用言語
クメール語
7)選考指定言語
英語(レベル:B)
【資格条件等】
[免許]:(中学校又は高等学校教諭(保健体育))
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒)教育学 備考:大学で教えるため
[経験]:(教員経験)3年以上 備考:教員養成大学で教えるため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(22~38℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
配属先には、認定特定非営利活動法人ハート・オブ・ゴールドによる支援が行われています。