2024年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL02124B24)
募集終了

国名
カンボジア
職種コード 職種
G158 理科教育
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2025/1 ・2025/2 ・2025/3 ・2026/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育青年スポーツ省

2)配属機関名(日本語)

バッタンバン教員養成大学

3)任地( バッタンバン州バッタンバン ) JICA事務所の所在地( プノンペン )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 5.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先はカンボジア第3の都市バッタンバンの中心地に位置する4年制教員養成大学で2021年に新設された。元々は小学校と中学校の教員養成校(2年制)が分かれていたが、JICAのプロジェクトで統合して大学化し、校舎も新たに建設され多様な機材が導入された。大多数の学生が卒業直後から教員として同州の小学校または中学校に務めることになる。現在、教員養成課程の教育の質向上を目指し、技術協力「教員養成大学強化を通じた基礎教育の質改善プロジェクト」(2024年3月~2026年3月)が実施されている。同配属先には、小学校教育(音楽)隊員が派遣予定となっている。また、附属小学校で小学校教育隊員が活動中。

【要請概要】

1)要請理由・背景

当国の理科教育の現場では、大半が座学で実験器具を活用した授業はあまり取り入れられていないが、上記の通り配属先にはJICAのプロジェクトで機材や実験器具が多数供与され、学生も実験を行ってイベント等で研究成果を発表したりしている。他方、教員は高学歴であるものの、実験を行った経験が少なく、将来教員となる学生を十分に指導するには知識やスキルが不足している。供与された資器材を有効活用し、学生にバラエティ豊富な実験の授業を提供するために、知見を持った人材の支援が必要として本要請がなされた。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1. 単独もしくは同僚教員と共に、実験を取り入れた魅力的な授業(4科目、特に物理)の指導計画を考え、実践する
2. 単独もしくは同僚教員と共に、実験室の整備を行い、実験器具や薬品の適切な活用・管理を定着させる
3. 授業前後の時間を活用し、実験を取り入れた授業準備の支援を行う
4. 学生及び教員向けに、研修会やセミナー等の企画・実施を支援する
5. 必要に応じて、配属先の一員として行事やイベントに参加する

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

実験室・準備室(冷房完備、実験器具多数有)、図書館、研究室
(現場の教具は頻繁に消耗・更新されるため、派遣時に再確認し、その時点で存在する教具から授業内容を考案する)

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:
学長(男性30代)、副学長(男性40代)
学部長(男性50代)
理学部同僚教員:14名(20~50代)
活動対象者:
全学生約500名

5)活動使用言語

クメール語

6)生活使用言語

クメール語

7)選考指定言語

英語(レベル:B)

【資格条件等】

[免許]:(中学校又は高等学校教諭(理科))
    (小学校教諭)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒) 備考:大学で指導する活動であるため

[経験]:(教員経験)5年以上 備考:経験に基づく協力が必要なため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(22~38℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

・配属先から同時に職種「学校保健」の隊員も要請されている。
・同僚教員のほとんどが修士であるが、経験があれば学士で十分に活動が可能。