要請番号(JL02124B29)
募集終了
・2025/1 ・2025/2 ・2025/3 ・2026/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育青年スポーツ省
2)配属機関名(日本語)
バッタンバン教員養成大学
3)任地( バッタンバン州バッタンバン ) JICA事務所の所在地( プノンペン )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 5.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先はカンボジア第3の都市バッタンバンの中心地に位置する4年制教員養成大学で2021年に新設された。元々は小学校と中学校の教員養成校(2年制)が分かれていたが、JICAのプロジェクトで統合して大学化し校舎も新たに建設された。現在、教員養成課程の教育の質向上を目指し、技術協力「教員養成大学強化を通じた基礎教育の質改善プロジェクト」(~2026年3月)が実施されている。同配属先では、日本財団が東京学芸大学と一般社団法人教育センターキズナと共に質の高い学校保健教員を育成・輩出することを目指して事業を行っている。また、小学校教育(音楽)隊員が派遣予定で、附属小学校では小学校教育隊員が活動中。
【要請概要】
1)要請理由・背景
これまで保健分野の単元(環境・衛生、疾病、性教育、栄養・食生活・生活習慣、交通事故、自然災害、応急処置等)は理科・社会・生活等の教科に分散されていたが、2025年以降はそれらの内容を保健科目として集約し、小学校から高校まで週1コマ実施予定である。そのため、教員養成大学でも学生が関連知識・スキルを習得して授業を行ったり応急処置できるようになる必要がある。日本財団の支援により、カリキュラム、シラバス、教材は作成されているが、新しい分野であり実践経験を持った人材がいないことから本要請がなされた。なお、養護教諭というポストはないため、社会学部の教員が保健科目を担当している。また、副学長は研修で訪日し、保健室や養護教諭の役割をある程度理解している。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1.健康教育(栄養・安全・衛生・予防・メンタルヘルスやカウンセリング)及び応急処置に関する知識、技術、経験を教員及び学生に紹介する
2.教員及び学生が健康教育を実践できるように研修・実習を行う
3.学内で健康教育に関するイベントの実施を支援する
4.可能であれば、附属校や支援を必要としている地域の小中学校やコミュニティで健康教育を行う。また、そのための教材のデザイン・作成を支援する
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
日本の公立校と同等設備の保健室
(現場の教具は頻繁に消耗・更新されるため、派遣時に再確認し、その時点で存在する教具から授業内容を考案する)
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
学長(男性30代)、副学長(男性40代)
※両者とも本邦研修経験あり
学部長(女性30代)
社会学部同僚教員:8名(30~50代)
活動対象者:
全学生約500名
5)活動使用言語
クメール語
6)生活使用言語
クメール語
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:(養護教諭)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:大学で指導する活動であるため
[経験]:(教員経験)5年以上 備考:経験に基づく協力が必要なため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(22~38℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
配属先から同時に職種「理科教育」の隊員も要請されている。