2025年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL02125A12)

国名
カンボジア
職種コード 職種
G158 理科教育
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2025/3 ・2026/1 ・2026/2

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育青年スポーツ省

2)配属機関名(日本語)

バッタンバン教員養成大学附属アヌワット中学校

3)任地( バッタンバン州バッタンバン ) JICA事務所の所在地( プノンペン )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 5.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

カンボジア国内に2校ある教員養成大学の附属中学校で、バッタンバン中心地から約4キロの距離に位置する。同大学の主要実習先であり、卒業生も多く勤務している。生徒数は7~9年生(日本の中学1~3年生)約200名、計8クラスで、教職員数は30名(うち21名が教員)。附属中学校における隊員派遣実績はない。附属元の教員養成大学は2021年にJICAの支援により新設され多様な機材が導入されている。大学からも理科教育の隊員要請が別途出されており、配属先とは離れた位置にあるが連携した活動を行う可能性もある。また、隣接する附属小学校では2代目隊員(小学校教育)が体育・音楽の活動を行っている(~2025年3月)。

【要請概要】

1)要請理由・背景

配属先には理科教員が10名(化学4名、生物3名、物理3名)おり、全員が附属元の養成大学または前身の教員養成校を卒業しているが、実験器具の不足等で実験を行った経験はあまりない。校舎には旧養成校で使われていた実験室があり、一部実験器具も残されているものの、長期間使われた形跡はなく放置されたままとなっている。本学校年度から校長が交代となり、大学から非公式に実験器具を借りるなどして教育環境の改善に努めているが、実験を含めた教授法や実験室の有効活用について経験を有する人材からの支援が求められ本要請がなされた。限られた資器材で、教員及び生徒ができるだけ多くの実験を行うことが求められている。

2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)

1. 同僚教員に実験を取り入れた新しい教授法を紹介し、教材作成を支援する(特に化学)
2. 同僚教員が実験の授業を行う際にサポートする
3. 同僚教員が実験の準備や実験を自ら行えるように研修を行う
4. 実験室の整理整頓、維持管理、薬品の管理方法等について助言する
5. 配属先の一員として、配属先の要請に応じて他教科や学校行事等、学校教育活動の支援を行う

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

理科の実験器具少々(試験管50ml、メスシリンダー各種、人体模型一部、地球儀、はかり等)
(現場の教具は頻繁に消耗・更新されるため、派遣時に再確認し、その時点で存在する教具から授業内容を考案する)

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先の同僚:
校長(30代)・教職員30名

活動対象者:
理科教員10名
全生徒約200名

5)活動使用言語

クメール語

6)生活使用言語

クメール語

7)選考指定言語

英語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(中学校又は高等学校教諭(理科))

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(教員経験)3年以上 備考:経験に基づく支援が求められるため

[汎用経験]:

 ・理科実験の経験や薬品・器具の知識

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(22~38℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】