2025年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL02125A17)

国名
カンボジア
職種コード 職種
G101 青少年活動
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2025/3 ・2026/1 ・2026/2

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育青年スポーツ省

2)配属機関名(日本語)

プサールー小学校

3)任地( プレアシハヌーク州シハヌークビル ) JICA事務所の所在地( プノンペン )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 3.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

シハヌークビルはカンボジア南西部のプレアシハヌークの州都であり、海に面した港湾都市である。配属先はシハヌークビル市中心部に位置する児童数約1400人の6年制の小学校である。授業は2部制で行われており、1ヶ月毎に午前クラス(7:00-11:00)と午後クラス(13:00-17:00)が入れ替わる。各学年5~7クラスで全36クラス。教員数は45名。敷地内に幼稚園を併設している。当校へは過去(2003年~2018年)3名のJICA海外協力隊を派遣し、主に体育を指導した実績がある。また2018年にはKOICAの隊員が学校保健(歯磨き、手洗い励行)を指導した実績がある。

【要請概要】

1)要請理由・背景

当国では主要教科に比べて情操教育科目が軽視されていたこともあり、教員自身が体育や音楽・図工の質の高い授業を受けた経験が少ない。そのため、正しく実技指導ができる教員の数は限られている。体育は日系NGOハート・オブ・ゴールドが教育省と協力して作成した指導要領及び指導書に従い授業を行なう教員も増えてきているが、授業が型通りとなり生徒に体を動かすことの楽しさを伝えきれていない。音楽や図工も同様に、歌うことや作品を描くことの楽しさを生徒に伝えられていない。配属先では情操教育の重要性を認識するものの、生徒に正しくかつ楽しく体育や音楽・図工の実技指導を行なうことができる教員が限られていることから本要請に至った。

2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)

1. 指導書を活用して直接生徒へ体育や音楽・図工の授業を実践するとともに、同僚教員へのサポート・助言を行なう。
2. 活用できる機材が限られているため、必要な教材を作成し、同僚教員に紹介して授業で活用する。
3. 活動計画に余裕があれば、併設する幼稚園の園児にも授業を実践する。

*担当する学年及び教科については、隊員の経験、得意分野も踏まえて赴任後に決定する。また算数など情操教育科目以外の科目をメインに活動することもできる。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

ボール数個(現場の教具は頻繁に消耗・更新されるため、派遣時に再確認し、その時点で存在する教具から授業内容を考案する)

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:
校長(男性)、副校長、クラス担任(教職員26名)

活動対象者:
生徒約1400名/各学年5~7クラス(1クラス約40名)

5)活動使用言語

クメール語

6)生活使用言語

クメール語

7)選考指定言語

英語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(小学校教諭)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(指導経験)2年以上 備考:教員に対する指導が必要なため

[汎用経験]:

 ・青少年を対象とした活動経験(2年以上)

[参考情報]:

 ・教員免許は必須ではない

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(22~38℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

時間割では全学年体育2時間/週となっており、音楽や図工は今現在、授業は行われていない。