2018年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL02418A22)
募集終了

国名
ラオス
職種コード 職種
C402 養殖
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2018/3 ・2019/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

農林省

2)配属機関名(日本語)

ルアンパバン農林短期大学

3)任地( ルアンパバン県パクスアン村 ) JICA事務所の所在地( ビエンチャン特別市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+バス で 約 1.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

1989年に設立された学生数約560人の短期大学で、3年間の通常コースと、2年間の社会人向けコースがあり、栽培科、畜産養殖科、農業経営科がある。教員数は約110人。1990年代から2000年頃にかけて協力隊派遣実績があり、2016年6月からは土壌肥料JVが派遣されている。他、外国からの援助として、近年スイスにより、学費支援や教室、教材整備の支援が行われている。年間予算は約2,200万円(職員給与含む)。

【要請概要】

1)要請理由・背景

ラオスは国民の約7割が農林水産業に従事しており、村落部ではその割合はさらに高い。その多くは資材不足による貧困農家で、村落住民の基礎教育の立ち遅れも影響して、農産物の生産性と品質が低いため、村落住民の生計向上が課題となっている。これに対処するため、農林短期大学では、農林省が進める村落住民生計向上対策の一つとして、畜産養殖科で学ぶ学生を普及員として育成し、卒業後に出身の山間部地方にて養殖農家へ技術指導できる人材育成を目指している。2012年に校舎が増築され、養殖実習場に太陽光発電による小型ポンプを増設するなどして、実習授業の改善を進めるなかで、青年海外協力隊による支援が求められている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1.畜産養殖科が実施する実技講習を補助し、人工採卵と種苗生産技術の改善点を助言する。
2.成熟ホルモン等の化学的役割をわかりやすく学生に理解させるための教材作りなど、実習授業の補助を担当する。
3.中間育成後の生けすや養殖池での管理方法と種別の生態についての授業を補助する。
※対象となる魚種は、テラピア、コイ科、ナマズ科が中心。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

ふ化槽等を有する種苗生産に関する養殖実習場(4.5ヘクタール)、成熟ホルモン剤、水温計、ソーラーパワーポンプ

4)配属先同僚及び活動対象者

・副校長(50代男性、博士号取得)
畜産養殖学科(養殖部門のみの情報)
・教員1名(学士、10年、男性、実習責任者、30代)
・学生、1-2年生、男女30人

5)活動使用言語

ラオ語

6)生活使用言語

ラオ語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)2年以上 備考:経験に基づく指導が求められている

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(10~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

都市部に比べて不便な村落部に住み活動するため、地域住民との友好関係を築きながら環境に順応して生活することが求められる。ホームステイの可能性もあり。