要請番号(JL02423A03)
募集終了
・2023/4 ・2024/1 ・2024/2 ・2024/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
社会福祉省
2)配属機関名(日本語)
ラオス女性障害者支援センター
3)任地( 首都ビエンチャン ) JICA事務所の所在地( 首都ビエンチャン )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は障害を持つ女性の社会的自立を支援するために織物の指導を行った生産者グループとして1990年に発足し、2002年に政府公認の非営利団体となった。主に2つの活動を行っており、1つ目は「政府やドナーと共に女性障害者の社会的地位を擁護する活動」、2つ目は「女性障害者への就業機会と職業訓練コースの提供」である。コロナ以前は欧米・中国・韓国など国外のドナーからの支援があったが、コロナを機に減少してしまった。現在は韓国企業の支援を得て、障害者の雇用創出に取り組んでいる。また、服飾品・織物・陶芸・ペーパークラフトなど、様々な製品を開発・販売しており、その製品作成を観光客向けのワークショップとして提供している。スタッフ33名、生徒数30-35名。
【要請概要】
1)要請理由・背景
コロナ禍での国外ドナーの撤退による支援の中断や観光客減少による収入の低迷が、運営に大きな打撃を与えている。隊員には主に新規の販路開拓、購買層のニーズ分析と魅力的な製品開発につながる情報提供、売上向上のための施策の提案・実施といった、営業・製品開発・マーケティング等の活動が期待されている。また、国内外の旅行客のニーズをくみ取り、配属先の存在を広く周知したり、イベントを企画するなど、配属先を訪れる観光客誘致のための広報・集客の強化も重要視されている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先の要望に応じ、配属先職員とともに、以下の活動を行う。
1.製品(主に漉紙を使ったペーパークラフト、陶芸、織物などの手工芸品)の品質管理やデザインの向上に対して助言を行う。
2.新たな販路や委託販売など販路拡大と集客の可能性について、旅行客のニーズ・市場調査、情報分析に基づいた売上向上の施策を提案・実施する。
3.集客・収入向上につながるウェブを含めた広報・宣伝活動を行う。
4.必要に応じ、イベントの企画・実施、参加を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
机、いす、PC、プリンター、その他事務機器
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:男女33名 20-50代
カウンターパート(女性 30代)
活動対象者:配属先職員、生徒(約30名 15-35歳)
5)活動使用言語
ラオ語
6)生活使用言語
ラオ語
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:(女性) 備考:配属先からの指定
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:( ) 備考:
[汎用経験]:
・営業や販促、商品開発の経験
・観光開発・観光マーケティングの知識・経験
[参考情報]:
・フィールド/市場調査経験なるべく
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(10~40℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
女性を主な裨益対象としており、対象者の家庭環境・支援を必要とする背景等に配慮し、女性隊員の派遣が強く望まれる。
主に身体障害を持つ対象者への活動となる。(知的障害、精神障害、またその重複の有無は不明)