【配属機関概要】

3）任地（ サワンナケート県カイソーン・ポムヴィハーン市 ） JICA事務所の所在地（ 首都ビエンチャン ）

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間（ 飛行機 で 約 1.0 時間 ）

4）配属機関の規模・事業内容

ラオス中部の中核病院として1925年に設立。内科・外科・産婦人科・小児科・救急科・耳鼻咽喉科・歯科など17の診療科を持つサワンナケート県の中核病院である。年間予算は40億キープ(約3,200万円)。ベッド数は200床、外来患者数は年間5万人、職員は医師、看護師、職員合わせて301名が在籍する。外国からは海外NGOやWHOから医療機器・機材の支援を受けたことがある。過去には看護師・臨床検査技師など7名の隊員受入実績あり。韓国国際協力団(KOICA)もボランティアとして活動していた。

【要請概要】

1）要請理由・背景

ラオスにおける母子保健向上は国を挙げての取り組みとなっており、配属先も最重要の医療サービスを提供できるよう日々取り組んでいる。特に産婦人科では出産数が増加しており、医療従事スタッフの技術およびサービスの向上が追いついていないのが現状である。現在新生児・小児専用の新病棟を建設中であり今後更なる患者数の増加が予想され、医療サービス提供の低下を懸念していることから、現状の母子保健医療における改善点を洗い出し、スタッフの技術向上とともに業務フローを確立すること、より良いサービスを患者に提供できることを目的に隊員の要請に至った。

2）予定されている活動内容（最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します）

配属先の同僚らと共に、以下の活動を行う。
1.産婦人科の産科に所属し、出産後・出生後の母子保健に関する医療サービスの提供体制を支援・強化する。
2.助産師に関する標準業務手順書(SOP)を同僚スタッフとともに作成する。
3.産婦人科と小児科新生児室の連携強化による効率的な患者ケアに関する提案・助言を行う。

3）隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

保育器、呼吸器、照射装置

4）配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:19名
・産婦人科専門医師:4名
・医師:4名
・助産師:6名
・看護師:5名
カウンターパート候補
・助産師長(50代・修士・経験35年)

【資格条件等】

【地域概況】

【特記事項】