要請番号(JL02423A58)
募集終了
・2023/4 ・2024/1 ・2024/2 ・2024/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
公共事業・運輸省
2)配属機関名(日本語)
サラワン水道公社
3)任地( サラワン県サラワン郡 ) JICA事務所の所在地( 首都ビエンチャン )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+車 で 約 5.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
1998年にラオス水道公社から地方分権によって設立された職員数81人の公社であり、安全・安定・持続した水道給水および事業経営を行う組織である。サラワン県全8郡のうち給水区域は全郡8か所である。2021年の都市部給水人口は59000人、9500世帯であり、79%の普及率である。配属先であるサラワン県水道公社は技術協力プロジェクト「水道事業運営管理能力向上プロジェクト(MaWaSU 2)」(2018-2023)に参画しており、後継案件(2024-)が実施された場合は、同プロジェクトととの緩やかな連携も期待される。
【要請概要】
1)要請理由・背景
ラオス政府は、2022年に承認された水道・公衆衛生戦略において、2030年までに都市部の人口の90%に対して安全な水を供給することを目標に掲げている。安全な水は保健省・省令「飲料水および生活用水に関する水質基準」(2014年)に定められており、水道公社は23項目からなる飲料水の水質基準を順守する必要がある。水道公社の水質測定機材や人材不足に対処するため、技術協力プロジェクト「水道事業運営管理能力向上プロジェクト(MaWaSU 2)」(2018-2023)が全国水質管理フレームワークを構築するとともに、全都県水道公社が全水質項目を測定できる機材類を供与し、研修を行った。今後、サラワン水道公社では同フレームワークに沿った継続した水質管理を目標に、水道公社内の人材育成手法・維持管理・試薬確保の予算計上手法・水質検査後のデータ管理・分析手法を確立するため、JICA海外協力隊の支援が求められた。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1.水質分析手法全般と分析機器の使用に関する技術指導及び助言を行う
2.検査室での基本的な操作や知識についてのマニュアル作成の補助を行う
3.検査室運営や環境整備の向上に関する提案を行う
4.データの管理やデータベースの改善、機器のメンテナンス計画について助言を行う
MaWaSu2プロジェクトの後継案件や他の水質検査隊員との連携の可能性がある。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
分光光度計: HACH DR1900、濁度計: HANNA HI-98703、光度計キット: HANNA HI-97727C、pHメーター: HORIBA pH-11、EC メーター: HORIBA EC-11、
Na メーター: HORIBA Na-11、 大腸菌検査: PALL product、ヒ素検査キット
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:所長 男性
副所長 男性
同僚:男性 50代 実務経験24年
男性 40代 実務経験 7年
男性 20代 実務経験 1年
活動対象者:浄水計画課 検査室の技術者・職員
5)活動使用言語
ラオ語
6)生活使用言語
ラオ語
7)選考指定言語
英語(レベル:B)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:(男性) 備考:配属先同僚は男性が多いため
[学歴]:(大卒)化学 備考:配属先業務要件のため
[経験]:(実務経験)5年以上 備考:配属先の希望による
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(15~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)