要請番号(JL02423B06)
募集終了
3代目
・2024/2 ・2024/3 ・2025/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育スポーツ省
2)配属機関名(日本語)
パクセー教員養成校
3)任地( チャンパサック県パクセー市 ) JICA事務所の所在地( 首都ビエンチャン )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機 で 約 1.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
全国に8校ある教員養成校の1つで、幼稚園、小学校、中高教員養成が主な役割だが、加えて、現職教員に対するアップグレード研修も行っている。配属先は初等教育学部、自然科学部、社会科学部、外国語学部を有し、学生総数は約200名である。生徒は小学校5年、中高7年の計12年の教育を修了した者が多く、教員養成校では4年間学ぶコースが主となっている。配属先に隣接して附属小学校がある。JICA海外協力隊は、理科教育、数学教育、小学校教育、公衆衛生の分野で派遣実績があり、小学校教育としての前任者は2017年6月~2019年3月までの派遣だった。2023年7月現在、理科教育の隊員が活動している。
【要請概要】
1)要請理由・背景
ラオス政府は後発開発途上国からの脱却を目指しており、貧困の根本的解決に向けた優先分野の一つとして、学生・生徒の学力向上と並行して、教員の質の向上に取り組んでいる。前任の隊員は隣接する附属小学校において、教員を対象として、JICA技術協力プロジェクト(以下、技プロ)で改訂された新しい算数教科書用の教材作成や指導方法の改善に取り組んだ。技プロ「初等教育における算数学習改善プロジェクト」では2018年から2022年までに、小学校全5学年の算数教科書が改訂され、2023年9月から新たに5年生の教科書が使用される。そのため、引き続き、改訂された算数教科書を使用した教材作成や指導方法への支援が期待され、後任要請に至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1. 附属小学校で、授業に関する指導・助言(各学年1クラス、1クラス約25-35名)
2. 教員養成校・附属小学校で新教科書(※)の教え方についての支援
3. 授業研究を通し、教員と共に生徒主体の授業・指導方法を考える
4. 同僚教員に対して算数の教具・教材の作成や扱い方について支援、助言
5. 長期休業中(6月~8月)に実施される現職教員へのアップグレード研修の実施支援
※JICA技術協力プロジェクト「初等教育における算数学習改善プロジェクト」により改訂された教科書
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
黒板、三角定規等
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚
教員養成校:算数教員5名(男性2名、女性3名)
附属小学校:教員6名 (校長40代女性1名、20代男性2名、20代女性1名、30代女性2名)
活動対象者
初等教育学部の学生60-70名
附属小学校生徒約150名
5)活動使用言語
ラオ語
6)生活使用言語
ラオ語
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:(小学校教諭)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:教員養成校での指導のため
[経験]:(教員経験)3年以上 備考:教員への指導・助言のため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(15~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可 無線)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)