要請番号(JL02423B11)
募集終了
・2024/2 ・2024/3 ・2025/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
農林省
2)配属機関名(日本語)
サイニャブリー県農林局農業課
3)任地( サイニャブリー県サイニャブリー郡 ) JICA事務所の所在地( 首都ビエンチャン )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+バス で 約 5.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
サイニャブリー県はラオス4県(ボケオ、ウドムサイ、ルアンパバーン、ビエンチャン)に隣接するのみならず隣国タイにも接している重要な地域に位置する。人口は約40万人、面積は約1.6万 。農業は主要産業の一つであり農産品は原料のまま出荷している。加工産業は少ない。配属先は農業振興、病虫害対策、栽培指導(稲作・野菜・果樹)等、県および郡の農業事業全般を取り仕切る行政機関である。職員数は22名で、平均年齢は42歳。かつては技術協力プロジェクト「クリーン農業開発プロジェクト」対象県でプロジェクト専門家による指導を受けていた。過去隊員の派遣はなし。
【要請概要】
1)要請理由・背景
サイニャブリー県は2017年から2022年まで実施されていた技術協力プロジェクト「クリーン農業開発プロジェクト」の対象県であり、プロジェクト専門家主導のもと対象農家組織メンバーに農産物の生産や品質管理等の技術向上に向けた支援を実施してきた。プロジェクトは終了したものの商業栽培拡大のため引き続き現場レベルでの支援が求められているが、職員の知識や経験が不足しておりそれを補完するため隊員による支援が求められた。また農薬や化学肥料の投入が少ないラオスの農業は害虫対策も課題となっており、効果的な予防法や対処法を実施することで農作物(注)の損害の発生を抑えるだけでなく、安定的に生産し持続的に発展させることが期待されている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先と協力しながら実施可能な活動を支援する。
1. 農業生産工程管理や有機栽培技術向上のための研修・勉強会を支援する。
2. 農家組織メンバーに向けて有機農業技術・知識向上のための講習会を行う。
3. 可能な範囲で害虫対策のための薬剤防除やそれに関する技術の紹介および指導を行う。
4. その他同僚と協議の上、可能な範囲で活動を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
執務机、椅子
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
・農業課職員22名(学士もしくは専門学校卒)
活動対象者:
・農家組織メンバー4村計14名
5)活動使用言語
ラオ語
6)生活使用言語
ラオ語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(短大卒)農学系 備考:野菜栽培を指導するため
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:同僚への指導をするため
[参考情報]:
・病虫害対策の基礎知識があればなお良い
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(10~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
(注)主な農作物はにんにく、なす、白菜、香菜、空心菜、ハーブ(5~10月の雨季)、唐辛子、冬瓜、かんぴょう、カイラン(11月~4月の乾季・暑季)