【配属機関概要】

3）任地（ ルアンパバーン県ナムバーク郡 ） JICA事務所の所在地（ 首都ビエンチャン ）

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間（ 飛行機+ﾊﾞｽ で 約 4.0 時間 ）

4）配属機関の規模・事業内容

ラオスでは教育スポーツ省管轄下に現在23校の公立と65校の私立の職業訓練校が存在する。配属先は2013年に県の職業訓練校から独立する形で開校した。複数の国外ドナーから支援を受けて、中学・高校卒業者や地域住民を対象にしたディプロマ取得の5課程「自動車、電気、料理、土木、IT」を開講している。(1期は各コースにより、3,6,9,12カ月で運営)また隣接する中学校から毎期30名の生徒を受け入れて技術訓練を行い、中学校の単位を付与するプログラムや、貧困層への教育支援として学生に月給を与える取り組みを行うなど、国内でも例のない教育改革で積極的な教育機会の提供を行っている。複数の教育機関との連携あり。学生数約380名、教職員数約20名。

【要請概要】

1）要請理由・背景

教育スポーツ省管轄の下、2016年から教育機関と企業が協同し産業人材を育成するDual-Cooperative Training(DCT)が推進されており、配属先でもより質の高い技術者の育成、及び地域の労働市場への供給が求められている。国外のドナーの援助を受け、設備の充実が進められITコースが2023年から新設された。今後、より実践的な高いレベルの技術者育成が求められており、教員の知識、指導技術の向上、より実践的な授業の提案・改善が求められている。また、より多くの受講者獲得を目指しており、SNSやWebサイトを利用した学校の広報にかかる支援が求められている。

2）予定されている活動内容（最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します）

配属先の要望に応じ、配属先職員とともに、以下の活動を行う。(4は隊員の意向・技量・状況に応じて実施)
1.同僚のクラス運営(20h/週、1クラス20名程度)や教材準備のサポートにより、生徒の学習意欲や授業の質向上にかかる支援を行う。
2.WEB制作をメインとしたデザイン科目の開講を目指して、教材準備や生徒や同僚に指導を行う。
3.学校のWEBサイト・SNSの更新や活用提案など、PRにかかる支援を行う。
4.可能な範囲で、LAN環境の整備、PCの修理など学習環境の整備や同僚への英語指導。

3）隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

デスクトップPC(Windows10 約60台)、Photoshop・Illustrator、プリンター、コピー機、インターネット ※LAN環境は要整備

4）配属先同僚及び活動対象者

校長 50代男性(指導経験30年以上)
カウンターパート(IT教員 男性40代、教育経験10年以上)
同僚教員 男女24名※男性9割 (20-50代、修士・学士・職業訓練校卒業者、教員経験1-20年以上)

活動対象者:学生・同僚教員※1クラス約20名,最大30名

【資格条件等】

【地域概況】

【特記事項】

WEB制作の知識または経験のどちらか必須(個人制作レベルでも可)。
日常会話レベルの英語でのコミュニケーションが可能。
本応募期では同配属先に自動車整備隊員の要請もあげており、一緒に活動する可能性がある。