要請番号(JL02423B21)
募集終了
・2024/2 ・2024/3 ・2025/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育スポーツ省
2)配属機関名(日本語)
ナムバーク総合技術訓練校
3)任地( ルアンパバーン県ナムバーク郡 ) JICA事務所の所在地( 首都ビエンチャン )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+バス で 約 4.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
ラオスでは教育スポーツ省管轄下に現在23校の公立と65校の私立の職業訓練校が存在する。配属先は2013年に県の職業訓練校から独立する形で開校した。複数の国外ドナーから支援を受けて、中学・高校卒業者や地域住民を対象にしたディプロマ取得の5課程「自動車、電気、料理、土木、IT」を開講している。(1期は各コースにより、3,6,9,12カ月で運営)また隣接する中学校から毎期30名の生徒を受け入れて技術訓練を行い、中学校の単位を付与するプログラムや、貧困層への教育支援として学生に月給を与える取り組みを行うなど、国内でも例のない教育改革で積極的な教育機会の提供を行っている。複数の教育機関との連携あり。学生数約380名、教職員数約20名。
【要請概要】
1)要請理由・背景
教育スポーツ省管轄の下、2016年から教育機関と企業が協同し産業人材を育成するDual-Cooperative Training(DCT)が推進されており、配属先でもより質の高い技術者の育成、及び地域の労働市場への供給が求められている。配属先は国外ドナーからの支援に大きく頼って運営されている背景があり、教材が十分ではないため、地域の自動車整備を引き受け、生徒への実地訓練を行っている。今後、より実践的な高いレベルの技術者育成が求められているが、国内の自動車整備に関する教育機関レベルは十分ではない中で、教員の知識、指導技術の向上、より実践的な授業の提案・改善を目指したい意向があり、国外人材による人材育成支援への期待は大きい。首都ではEV車両も増え始めており、業界のニーズに即した職業人材の育成支援が求められている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先の要望に応じ、配属先職員とともに、自身の技能・経験にあわせて以下より可能な活動を行う。
1.現地の自動車流通状況を調査し、教員や業界のニーズにあわせた整備、車両点検等の実践的な技術指導を行う。
2.同僚のクラス運営や教材準備のサポートや整備技術を向上させるための研修を行う。
3.機材・工具の保守、5S等整備環境の適正管理について指導・助言を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
工具、電気系統等システムシミュレータ、イグニッションシステムシミュレータ、ディーゼルエンジンシミュレータ、コンプレッサー、リフト
※テキストはメーカーマニュアル、実習車なし
4)配属先同僚及び活動対象者
校長 50代男性(指導経験30年以上)
カウンターパート(男性 40代、教育経験10年以上)
同僚教員 男女24名※男性9割 (20-50代、修士・学士・職業訓練校卒業者、教員経験1-20年以上)
活動対象者:学生・同僚教員 ※1クラスは20名程度、最大30名
5)活動使用言語
ラオ語
6)生活使用言語
ラオ語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(2級ガソリン・ジーゼル自動車整備士以上)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:活動上必要
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(15~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
同僚とは日常会話レベルの英語でのコミュニケーションが可能。
本応募期では同配属先にPCインストラクター隊員の要請もあげており、一緒に活動する可能性がある。