要請番号(JL02423B53)
募集終了
・2024/2 ・2024/3 ・2025/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育スポーツ省
2)配属機関名(日本語)
サワンナケート大学工学部電気工学科
3)任地( サワンナケ-ト県カイソーン・ポムヴィハーン市 ) JICA事務所の所在地( 首都ビエンチャン )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機 で 約 1.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は2009年にラオスで4番目の国立総合大学として設立され、言語学部、経営学部、自然科学部、農学部、食品科学部、教育学部、工学部、ITセンターを有する。2017年に工学部電気工学科が新設され、2021年に初めての卒業生を輩出した。工学部は4年制で年間総授業時間数は756時間程度、電気工学科の生徒は各学年約30人で2022年9月には実験室のある新キャンパスに移転予定。工学部はベトナムやタイとの技術協力協定を結び、2024年までベトナムへ留学する学生が2名いる。同大学の言語学部日本語学科にも隊員が派遣される見込み。
【要請概要】
1)要請理由・背景
ラオス政府はサワンナケート県に経済特区を設置し、外国企業誘致をはじめ経済発展に力を入れているため技術者の需要は多い。大学では2017年に工学部を開設したが、新設の学部であるためシラバス・カリキュラムの改善が求められる他、教員は経験が十分ではなく、運営予算が少ないこともあり、生徒は実験する機会が限られている(通常時でも実験は週に1コマ90分程度)状態である。大学で実験・実習を含めた実践的な授業の助言や提案ができる人材が必要であることから要請に至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先の同僚と共に以下の活動を行う。
1. 電気工学に関する実践的な授業計画の作成、身近にあるものや事象を用いた説明、実験・実習の提案・実施。
2. 実験・実習の実施に必要な教材の開発、実施の助言・補助。
3. 現状のカリキュラムを改善するための助言。
4. 教員に対する勉強会や授業改善のための研修の企画・開催。
※特にファクトリーオートメーションにかかわる知識や経験をもとにした助言や知見の共有ができれば、尚良い。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
教室、プロジェクター・スクリーン、ビデオカメラ、パソコン、トランス・配電盤・電線・電流計・電圧計・スイッチ・ブレーカー・実験用の抵抗
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
・4名(男性3名:20代後半~30代、女性1名、20代)、ラオス国立大学電気学科卒業、教授歴5年以上
指導対象;同僚教員、学生約100人(学生の年齢は17歳~27歳)
5)活動使用言語
ラオ語
6)生活使用言語
ラオ語
7)選考指定言語
英語(レベル:B)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒)電気・電子 備考:大学での指導のため
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:同僚への指導を行うため
[参考情報]:
・電気関係の実務経験に限る。
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(15~40℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
大学は街の中心部から離れた所に位置するため、郊外に住む可能性がある。実践的なカリキュラムの助言・提案・改善の要望があるため、実務経験(教育・訓練施設での指導経験又は企業内での従業員の教育・訓練)があれば尚良いが、技術者としての実務経験が十分であれば、指導経験は問わない。