要請番号(JL02424A02)
募集終了
3代目
・2025/2 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育スポーツ省
2)配属機関名(日本語)
ドンカムサン教員養成校自然科学部
3)任地( 首都ビエンチャン ) JICA事務所の所在地( 首都ビエンチャン )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は全国に8校ある教員養成校のうちの一つであり、首都ビエンチャンと近隣2県(ボリカムサイ県、カムワン県)の教員を養成する学校であり、生物・化学教育学部、数学・物理学部の他、初等教育(幼児教育、小学校教育)学部や社会科学部など合わせて5学部を有する。学生総数は約1100人、教員数は約100人である。現在までに小学校教育、幼児教育、理科教育の隊員が活動した。なお、JICA無償資金協力「教員養成校改善計画」により附属小学校や中高校の校舎が建設され、小学校の児童数が増加している。また、2024年2月現在、小学校教育隊員が活動している。
【要請概要】
1)要請理由・背景
ラオス政府は優先分野のひとつとして、学生・生徒の学力向上と並行して、教員の質の向上に取り組んでいる。理科教育に関しては2016年に教育スポーツ省が全国の教員養成校の理科実験室を整備するとともに実験器具を配布し、実験授業の定着を目指している。またJICA無償技術協力「教員養成校改善計画」により、附属中高校に理科の実験器具が支援されている。それらの実験器具を活用した生物の実験方法の紹介や教材作成も含めた授業内容の改善に資する助言が求められている。また。同僚教員とともに教員養成校の生物専攻の学生、初等教育学部の学生や附属中高校の生徒に授業を実施することで教員及び、学生・生徒の学力の向上が期待され、本要請に至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先や同僚と協議し、隊員の得意分野・領域を活かしながら、以下の活動を実施する。
1.教員養成校や附属中高校で実験を取り入れた生物の授業を実施(ティームティーチングやデモレッスン)
2.生物に関する指導案の改善やわかりやすい授業のための教材・教具の提案・作成支援
3.教員養成校や附属中高校で実施されている授業の観察および助言
4.教員養成校や附属中高校で実験室の使用方法や管理方法に関する支援
5.可能であれば、授業研究活動の実施支援
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
教室、プロジェクター、プリンター、生物実験室
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:20代女性(修士)1名、30代女性(学士)2名。(生物教師2名と化学教師1名)
附属中高校教員
活動対象者:初等教育学部学生400名
生物・化学教育学部学生(1~4年生 約20名)
附属中高校生徒
5)活動使用言語
ラオ語
6)生活使用言語
ラオ語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(中学校又は高等学校教諭(理科))
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:教員養成校での指導のため
[経験]:(教員経験)5年以上 備考:教員への指導・助言のため
[汎用経験]:
・理科実験の経験や薬品・器具の知識
[参考情報]:
・生物を教えた経験
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(10~40℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
ラオスの学校年度は前期:9月~翌年1月。後期2月~6月。