要請番号(JL02424A10)
募集終了
・2025/2 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
農林省
2)配属機関名(日本語)
北部農林短期大学
3)任地( ルアンパバーン県パクスアン郡 ) JICA事務所の所在地( 首都ビエンチャン )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機 で 約 1.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
農林省傘下の5つの短期大学のうちの一つで1989年に設立された。高地・山岳地帯農業を専門とするラオス唯一の短期大学である。学生数は2024年1月現在59人で、3年間の通常コースと、2年間の社会人向けコースがあり、作物栽培学、畜産・養殖学、農業経営学、林学等を教えている。ラオス北部の貧困の削減、食料の安定供給、生計向上に貢献することを目標としている。1990年代から2018年までにかけて5名の隊員の派遣実績がある(土壌肥料、果樹栽培など)。外国からの援助としてスイスより学費支援や教室、教材整備の支援が行われた実績がある。予算は約1,700万円(職員給与含む)。
【要請概要】
1)要請理由・背景
全科共通の単位として地元農家やコミュニティ、学校等に対する環境教育活動を行っている。担当職員は日本のNGOと協働して、資源ごみや生ごみの分別およびコンポスト化による収入源獲得、住民の自然環境保護に対する意識向上などの活動にも取り組んできた。本案件では環境教育活動のモデルケースを県内10地域で確立させ、将来的には他地域への波及、同じく農業省傘下の他短期大学でも事例を活用できるよう目指す。
隊員には担当職員や学生らと協働して、地元農家、コミュニティ、学校関係者が理解しやすく、実践に移したくなる環境教育アクティビティの提案・企画が期待されている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1. 地元農家、コミュニティ、学校関係者が楽しく、継続的に取り組めるアクティビティの提案、企画
2. 担当職員、学生らと地域を巡回し、アクティビティを実践する
3. 換金可能な資源ごみの分別・収集方法についてコミュニティと意見交換し、地域の収入源の確立を目指す
4. 有機ごみの収集・分別、およびコンポストの生成についてアドバイス・助言する
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
オフィスデスク、コンポスト集積所
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:学長、担当職員(40代)、担当課同僚4名(30-40代)
活動対象者: 配属先職員、学生
巡回先10地域の農家、住民、学校関係者
5)活動使用言語
ラオ語
6)生活使用言語
ラオ語
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:活動上必要
[経験]:( ) 備考:
[汎用経験]:
・環境関連活動の経験や知識
・ゴミ・コンポスト等の啓発活動経験
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(15~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
担当職員とは英語でのコミュニケーション可