要請番号(JL02424A14)
募集終了



・2025/2 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育スポーツ省
2)配属機関名(日本語)
サワンナケート技術短期大学
3)任地( サワンナケート県カイソン・ポムヴィハーン市 ) JICA事務所の所在地( 首都ビエンチャン )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機 で 約 1.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は1956年に設立されたラオスで最も古い大学の1つで、ラオス中南部の中学、高校卒業者を対象として職業訓練、技術者育成を行っている。4つのキャンパスを持ち、うち3つは市内、1つはベトナムとの国境近くに位置する。コロナ禍で学生数は半減し約1100名、教職員数約140名。建築、自動車整備、機械、電気、電子、道路・橋梁建設・測量、等のコースがあり、歴代14名の隊員を受け入れてきた。
サワンナケート県には日系企業も加入している経済特区があり、周辺諸国および日本とのビジネスの活性化を推進している。産業界からは企業が求める技術、知識を有する人材育成が求められている。
【要請概要】
1)要請理由・背景
サワンナケート県には2008年に経済特区が設置され、国内外の産業の結節点として経済の発展への寄与が期待されている。日系企業を含む約70社が進出しており、地域では若手の産業人材育成が求められているが、一方で技術訓練を提供する配属先では教員数や教員の専門知識・経験の不足の影響で実践的な授業の提供が十分にできていない。また、他ドナーの支援で供与された機材があるが、ラオ語訳がなく使用方法が分からないために十分な活用に至っていない。係る事情から、隊員には現状の課題整理、教員の技術レベルの確認、使用可能な機材の確認等を進めたうえで、以下の活動が期待されている。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
教員を主対象とした活動を通じて、教員や学生の知識・技術レベルの向上に取り組みます。
1. 自動車用電子制御システムに関する解説や教授
2. 自動車整備の手法や技術の教授
3. 教員用の教材マニュアルや、学生向け授業で活用できる教材の整備や作成
4. 他ドナーから供与された機材の活用方法の教授(赴任後にマニュアル等確認)
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
工具、電気系統等システムシミュレータ、イグニッションシステムシミュレータ、ディーゼルエンジンシミュレータ、コンプレッサー、リフトなど
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:校長、学科長(40代)
活動対象者:教員12名(30代-40代)
学生約170名(1-3年生)
5)活動使用言語
ラオ語
6)生活使用言語
ラオ語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(2級ガソリン・ジーゼル自動車整備士以上)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:活動上必要
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(15~40℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)