要請番号(JL02424A32)
募集終了
2代目
・2025/2 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
保健省
2)配属機関名(日本語)
障害者職業訓練校
3)任地( 首都ビエンチャン ) JICA事務所の所在地( 首都ビエンチャン )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
ラオスでは数少ない障害者を対象とした職業訓練校として2001年開校。2年制のIT、ビジネス、電気(主に電気製品の修理)、服飾、木工、自動車整備コースを運営している。生徒数20名、教員数12名。(以前は約100名の生徒がいたが、コロナ禍に入学者を制限。今後生徒数を回復させる予定)。生徒には盲・聾者、重度の知的障害者はおらず、身体障害を持っているが、生活する上で常に介助を必要とする人はいない。10~30代の生徒が、学校の敷地内にある寮で生活しながら技能を学び(2か月のインターンプログラムを含む)、卒業後の就職、社会的自立を目指す。2024年3月まで英語コースを支援する隊員が活動していた。
【要請概要】
1)要請理由・背景
配属先となる職業訓練校では、障害者が自立して働けることを目標にコースが設定され、実技中心の授業が行われている。基本的な職業訓練に必要な設備とスポーツが可能な設備が整っている。以前は国外ドナーの支援により、親機関であるリハビリテーションセンターから作業療法士が派遣され、アクティビティが開催されていたが、現在は支援が途絶え、再開の見込みがない。ラオスでは障害児者のサポートに関し、専門知識を身につけた人材・養成機関が限られ、また現役従事者でも知識・技能レベルが高いとは言えない。そのため、国外の人材に寄せられる期待は大きい。生徒数の増加も見込まれるため、隊員には学校運営・教員へのサポート、生徒との課外活動についても期待されている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先の要望に応じ、配属先職員とともに隊員の技能・知識・経験に応じて、以下より可能な活動を行う。
1.学生と身体障害を持つ一部教員が日常生活に必要な能力を高めるプログラムを提案し、アクティビティを実施する。
2.社会での自立を目指す学生各自の能力や意欲に応じたマインドセット・行動変容を促す支援を行う。
3.同僚教員との意見交換や技術指導を行う。
4.生徒との課外活動を企画し、実行する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
作業療法室、マット、筋力トレーニング用具、スポーツ用品、楽器(ドラムセット、エレクトーン、フルート、ギター、ハーモニカ約10個、等)
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:校長(50代 男性 教員歴30年以上)
教員11名(男性9割 30-40代 教員歴10年以上)
※CPは赴任時の状況に合わせて決定
活動対象者:学生(10-30代)約50名
※今後の生徒募集状況で変動
5)活動使用言語
ラオ語
6)生活使用言語
ラオ語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(作業療法士)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:活動上必要
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(10~40℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
2025年度に同配属先に障害児・者支援隊員を派遣予定。