要請番号(JL02424B17)
募集終了
4代目
・2025/2 ・2025/3 ・2026/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育スポーツ省
2)配属機関名(日本語)
ルアンナムター教員養成校
3)任地( ルアンナムター県 ルアンナムター郡 ) JICA事務所の所在地( ビエンチャン市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機 で 約 1.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は全国に8校ある教員養成校の1つ。ルアンナムター県、ウドムサイ県、ボケオ県の3県から生徒が集まる。学生総数700名、教員の養成が主な役割だが、教員へのアップグレード研修も実施している。初等教育学部の小学校教員養成課程の学生数は約30名、教員数は約20名、隣接する附属小学校の生徒数は約80名、教員数は3名である。数学教育、理科教育、小学校教育の隊員の派遣実績がある。2022年まで実施されていた「初等教育における算数学習改善プロジェクト」の対象県であった。隣接する附属小、中高校の校舎はJICA無償資金協力「教員養成校改善計画」の支援で2023年6月に完成し、教材教具なども整備されている。
【要請概要】
1)要請理由・背景
ラオス政府は貧困の根本的解決に向けた優先分野の一つとして、教育分野でも積極的な取り組みが行われている。各国の援助もあり、就学機会は改善されてきてはいるが、依然として四則計算など生徒の基礎計算能力は低いレベルにある。配属先には、過去に数学教育と理科教育の隊員が派遣され、教材作成や実験指導に取り組んだ。前任の小学校教育隊員は、算数の理解を促すため教具の使用・普及や授業研究を実施するなどの活動を行っていた。教授法改善のためには継続して隊員を派遣する必要があるということ、2023年9月から小学校5年生に新しい算数の教科書が使用されることになっており、その教科書のための教材作成の支援なども求められることから本要請に至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1. 教員養成校の教員の指導力の向上のため授業についての指導、助言
2. 教員養成校・附属小学校で新教科書(※)の教え方についての支援
3. 授業研究を通し、教員と共に生徒主体の授業・指導方法を考える
4. 同僚教員に対しての算数の教具・教材の作成や扱い方について支援、助言
5. 長期休業中に実施される現職教員へのアップグレード研修の実施支援
※JICA技術協力プロジェクト「初等教育における算数学習改善プロジェクト」により改訂された教科書。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
黒板、三角定規等
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:小学校教員養成課程 教員 19名
算数担当6名 (30-50歳代)
附属小学校教員3名(30-40歳代)
活動対象者:教員養成校 学生約30名
附属小学校約80名
現職教員(研修参加者)
5)活動使用言語
ラオ語
6)生活使用言語
ラオ語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(小学校教諭)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:教員養成校での指導のため
[経験]:(教員経験)5年以上 備考:教員への指導・助言のため
[参考情報]:
・同僚は修士取得者のため、修士があるとよい
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(10~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
ラオスの学校年度は前期:9月から翌年1月、後期:2月から6月、6月から8月は各教員養成校で、現職教員のためのアップグレード研修が実施されている。